Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ZZ TOP

ZZ TOP(US/米)

#1472 / ELIMINATOR / 1983

★★★★

ZZ Top eliminator (330x330)

70年デビューの3ピースブギ―バンドです。ハードロックという認識はなく、自分の周りも含めて熱心に聴いている人間には出会わなかった故、はじめて手にしたのがこの8thアルバムという不本意な展開になってしまいました。ブギ―はブギ―でも、シンセ導入後の大ヒットアルバムなんですね。シーケンサーを使用している。この80年サウンドが何故かトラック運転手のハートに火をつけたんだそうだ。確かに適度にノリノリで聴きやすいかもしれない。門外漢でもビリー・ギボンズの名前くらいは知ってたさ。ベースのダスティ・ヒルと御揃いの長い顎鬚に変形ギターですな。たまたま雑誌で見た、ハム一発(パーリー・ゲイツかな)ワンヴォリュームの白いエクスプローラーが印象に残っておりますが、ツアー毎にニューモデルを披露していたとかで、まあ色んなギターを使用してます。プレイスタイルはブルーズ系です。初期の作品にエディ以前のライトハンド奏法あり。ピッキングハーモニクスも特徴のひとつ。何より絶妙な歪み、サスティーン、トーンは究極のハムバッカ-サウンドと言われているとか。この点でギボンズをリスペクトするギタリストは多いらしい。ジョージ・リンチもパーリー・ゲイツだ。



#2082 / AFTERBURNER / 1985

★★★★

ZZ Top afterburner (320x320)

ぶっちゃけ一番売れた時期の2枚しか聴いたことがない門外漢なわけでベスト盤すら持ってません。ZZ TOPの本質を理解していないことは薄々感じつつ、今回もMTV時代の9thということになってしまいました。前作は全米9位でダイアモンドディスク(1000万枚)を獲得、同路線の今作もその勢いに乗じて全米4位で500万枚を売り上げました。前作で導入されたシンセですが、ZZ TOPの作品中、特にシンセサイザーが多用されたアルバムとのことで、全編に亘って響き渡っており、いかにもMTVに似つかわしい煌びやかなシンセサウンドだね。ドラムサウンドまでそれ(エレドラ)風に聴こえるよ。思うにサウンドとヴィジュアルとのギャップがウケたのかもしれないね。爆顎鬚をたくわえたオジサンがハードポップを演奏しているわけだから。相変わらずギターの歪み具合は抜群。喧しすぎずソフトすぎず心地よい。ちなみに前作のアルバムタイトルでもあるELIMINATORはギボンズが所有するフォードのカスタムカーでジャケにも描かれておりました。今回はそのELIMINATORがAFTERBURNERを装備して宇宙に飛び出した図で、BOSTONやELOのアートワークが想起される。確かにシンセ多用でスペイシ-なサウンドと言えないこともないかな。※2021年、ベーシストのダスティ・ヒルが72歳で逝去しました。



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