WARLOCK
WARLOCK（Germany/独）
#915 / TRIMUPH AND AGONY / 1987
★★★★
MANOWARみたいなタイトルの4thでラストアルバム。オープニング曲はどこにでもありそうなLAメタル風で、ジャーマン臭は皆無。そもそも今作はUS録音であり、アメリカ進出を狙ってのことだと思われる。当該曲はラジオ局やMTVで流されたらしい。持ち味はタフ＆ワイルド路線だから、女性ヴォーカルによるACCEPTという位置づけだろうが、あまり面白くないな。概ね評価が良かったもんで安価な輸入盤を買ってみたのだが…正直なところ期待したクオリティではなかったです。リアルタイムで聴いていたなら印象も変わっていたのかも。多々あるよね、そういうのって。唯一のウリはドロ・ペッシュのハスキーヴォイスだけという感じ。さすがにヴォーカルだけは凄いと思いました。それと、メンバーにドラマーはいるのだが、なぜか3名のゲスト・プレーヤーが参加してる。何らかのアクシデントか、単なる力量不足かは不明ですが、そのうちの一人がコージー・パウエルというのがビックリだね。コージー参加曲でのドロの歌唱は血管がブチ切れんばかりのド迫力だ。ジャケは最後にして一番いい出来だと思う。
