Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

WALLY

WALLY(UK/英)

#799 / WALLY / 1974

★★★★

Wally (320x320)

1st。リック・ウェイクマンがプロデュース。変拍子やらの王道プログレインパクトは希薄でヴォーカルハーモニーを駆使したフォークプログレなのね。曲によっては「ビージーズ?」と思ったりもする。最大の特徴であるバイオリンが出てくると多少プログレっぽく(プログレ度はカンサス程度)聴こえます。得意技はウエストコーストロックなのかもね。1曲目のこれぞ英国なバイオリンとチェンバロ(ハープシコード)のイントロに期待感は高まれど結果的に期待した通りにはならない(笑)終盤の大作もCAMEL的カンタベリー路線と思いきや…WISHBONE ASHだよね。シンプルな音のツインリードとか。構成は“Freebird”的かな。SEBASTIAN HARDIEなんかも思い浮かぶ音かもしれませんがコレをプログレと呼んでいいのかという根本的な疑問も…。この微妙な立ち位置が結果オーライ!



#1077 / VALLEY GARDENS / 1975

★★★★

Wally valley gardens2 (320x320)

冒頭のテンションが持続しないのは前作同様ですが鍵盤が交替してプログレ度が増した2ndアルバムです。今回も1曲目がいいね。ほぼCAMEL風味で中間部分にPINK FLOYD若しくは四人囃子が挟み込まれた感じ。申し訳ないけどコレがハイライトかな(笑) 2曲目は例の如くのビージーズかサイモン&ガーファンクルかって雰囲気の得意技フォーク・デュオ曲。ただし途中からバイオリンが登場して更にはフロイドの「虚空のスキャト」風女性ヴォーカルで締めくくり個性を主張してます。でね、構成が1stと同じなんだな~。クリムゾンの2ndを聴いた時と同じ印象でした。3曲目は更に古臭さが漂うもギターが被さる終盤はまるでCOLOSSEUMⅡだったりする。まあ何だかんだで結構楽しめるのね。残りを全部費やした大作組曲はイマイチかな。静のパートですっかり飽きちゃったりして。



バンド名検索

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional