Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

UNIVERSE

UNIVERSE(Sweden/瑞典)

#1270 / UNIVERSE / 1985

★★★★

Universe (320x320)

あんなによく聴いてたのにね、何で今まで思い出さなかったかね。#58あたりでEUROPEを筆頭とする北欧メタルを紹介してるから、その時点で気付いても良さそうなものだったのに。カセットテープの大量処分は時期尚早だったか!まだ同じように忘れ去られたバンドがありそうだぞ。などと考えてたら早速あった。というわけで、コレが唯一作という北欧メタル黎明期(EUROPEのデビューが始まりなら)にリリースされた奇跡の1枚です。徴兵制によって続かなかったみたいだね。兵役を終えた頃には北欧メタルもアメリカナイズを余儀なくされていたはずだから、それが嫌だったのかもしれない。アルバムをどういう経緯で録音したのか記憶が定かじゃありませんが、レコードを持っていないってことは…師匠(同級生)かタジ(同級生)か友&愛でしょう。すべて聴き覚えはあるけれど、特に鮮明に覚えているのは“Rollin’ On”と“Stories from the Old Days”と“Women”かな。カセットテープに録音したものを更にダビングしてベスト盤に放り込んで聴いていた3曲だと思われます。全体的にはSILVER MOUNTAINに近い(ちなみに銀嶺の2ndアルバムタイトルは「UNIVERSE」でした)印象。原因はヴォーカルのもっさりしたヨナス似の声質。よく聴けばヨナスよりスペックは高くハイトーンのスクリームって武器もある。でも、歌メロの端々にヨナス節が出ちゃってるんだね。そこが損してる部分でもあり、いい部分でもあり…。ツインギターだけを聴くと銀嶺というよりMADISONが近いかも。とにかく、様式系のハードロックに北欧メロが乗るスタイルこそが初期の北欧メタルだと思うわけで、そういう意味でこのバンドはドンズバでしたね。83年にEUROPEが始めて、2~3年で同じくEUROPEが終わらせえたスタイルとでも言いましょうか。その間、同国からは83年にBISCAYA「BISCAYA」、84年にMADISON「DIAMOND MISTRESS」同SILVER MOUNTAIN「SHAKIN’ BRAINS」同PROUD「FIRE BREAKS THE DAWN」、85年に220 VOLT「MIND OVER MUSCLE」等がリリースされまして、ノルウェーでは84年TNT「KNIGHTS OF THE NEW THUNDER」が、デンマークでも84年PRETTY MAIDS「RED, HOT AND HEAVY」がリリースされました。



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