TOM ANGELRIPPER
TOM ANGELRIPPER(US/米)
#1645 / EIN SCHÖNER TAG... / 1996
★★★★
ジャーマン・スラッシュ三羽烏SODOMのベース・ヴォーカルにしてブレーンの1stソロです。“アイン・シュナー・ターク”と読むみたいね。素晴らしい一日という意味だそうです。ジャーマンバンドお得意のメタル調ビア・ソングですけど(笑) 同郷TANKARDあたりはこの手のファニーソングが必殺技だし、LIVING DEATH関連のX’MAS METAL PROJECTなんかも想起されるお遊び系。ほとんどの曲が、昔からドイツで知られているものらしく、全編ドイツ語で歌われており…まあ歌は下手だ。コンセプトからして下手でも気にならない。むしろヨッパライのダミ声が適役。ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキーと言ってたけども、ビールといえばやっぱドイツのイメージが強いよね。ビールにソーセージにザワークラウト(クラウトロックの語源ですな)でしょうよ。ヨルグ・マイケルが全面的にサポート。アクセル・ルディ・ペルやピーヴィー・ワグナーはチョイ役で参加しているとのこと。さすがジャーマン・スラッシュの大物ってとこだが、折角こういう企画なんだからもっと大勢呼べばよかったのにね。ギャラはビールでOKじゃん。