TEMPEST
TEMPEST(UK/英)
#793 / TEMPEST / 1973
★★★★
ジョン・ハイズマン、COLOSSEUMⅡへの道第2章の相棒はホールズワースだった。序盤はジミヘン系ハードロック(ヴォーカルも太い感じで黒っぽい)で「?」と思う。声はフランク・マリノ的でもあり、音楽性もジミ・ヘンドリックスとマホガニー・ラッシュの中間てな雰囲気。時系列も一致するね。ホールズワースと組んで演りたかったのがコレなの?中盤以降やっとCOLOSSEUMな音にホールズワースの「キング・オブ・レガート」が炸裂して溜飲を下げるの巻。トータルすると、やはりホールズワースの露出の少なさに物足りなさを感じてしまいます。4曲目"Brothers”の路線に統一してほしかったね。例によって(笑)ホールズワースは1枚で脱退。ハイズマンはゲイリー・ムーアとCOLOSSEUMⅡ結成へと突き進むのでした。