Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

TEAZE

TEAZE(Canada/加)

#136 / TOUR OF JAPAN / 1978

★★★★★

Teaze tour of Japan 320

我々世代が青春真っ只中のバンドですが、知名度はイマイチでしょうね。当時の音楽雑誌で紹介されていたはずですが、バンドメイトのTがLPを買わなかったら、聴くことなく終わっていたバンドかもしれません。RIOT同様、師匠に勧められたのかな。 曲決め会議で候補に挙がっていたところをみると、やはりその可能性が高いな。買わされたのは(笑)このアルバムじゃなく1stだったと思うけれど、いずれにせよファインプレーでした。TEAZEを知ったことでこのライブ盤もよく聴いたからね。ん!? そういえば、この音源は誰経由だったかな?師匠だと思うけど…ちょっと気になるからいずれ確かめてみよう。当時はね、オープニングの”ロックでぶっとばせ/Rockin’ with the Music”(1stアルバムからシングルカットされた日本盤がリリースされていた故、知名度が高いと踏んで一発目に持ってきたと思われる)から曲飛ばしなしで聴いてたので、全曲覚えてます。アイドル系のノリで紹介されてたバンドだから、今作にも黄色い声援が収録されております。が、実際には客の入りがイマイチだったそうですよ。中野サンプラザの1階席が埋まらなかったらしい。黄色い声は本物だとしても、その他大勢は付け足された歓声と推測されます。ある意味ライブ盤あるあるだから気にしないけど。集客には繋がらずとも、立派なハードロックを演ってます。シンプルだからコピーもしやすい。ちなみに候補曲に挙がったのは”On the Loose”で、ベースサウンドが肝のちょっとプログレッシブな曲だね。バンドのブレーンはおそらくベース(アクリル)&ヴォーカルでしょう。ライブ仕様(中盤にベースソロ・パートが追加された長尺ヴァージョン)にアレンジされていて、これは確かにかっこいい。変形ギターにヒラヒラの衣装を身に纏ってはいるものの、ANGELあたりと比べるとヴィジュアルはたいしたことなかったかも。外タレってだけでチヤホヤされていた時代でしたよ。そこまでメジャーではないけれど、まあ「Big in Japan」の一つとしてもいいのかな。



#438 / A TASTE OF TEAZE / 1984

★★★★

Teaze a taste of Teaze (320x320)

コレはどこで買ったレコードだろう?やっぱ新星堂かな。すでに紹介した日本公演のライブを録音してもらって知ったバンド。当然その流れで購入したわけなんだけども、これはもう大学生になってからですな。候補曲をコピーするにあたって、どうしたって当該曲のスタジオバージョンは気になるところ。当時も探しただろが、手に入れることができなかったのでしょう。ライブバージョンに耳が慣れちゃってたからクリアなスタジオ録音に違和感を感じましたな。買ったからにはよく聴いたけどね。”On the Loose”をはじめ、代表曲は網羅されています。コピー云々に関しては時すでに遅しでしたが、当時を懐かしむには必要十分。ジャケは酷いな。件の実況録音盤の前後にスタジオ作品を2枚ずつリリースしています。縁があれば2ndアルバム「ON THE LOOSE」をゲットしたいですね。



#2150 / ON THE LOOSE / 1978

★★★★

Teaze on the loose

やっと手に入れた2ndアルバムです。この後「TOUR OF JAPAN」が録音されるわけだから、LIVEに収録された曲はもちろんのこと、他の曲もいいね。ベスト盤「TASTE…」を聴いた時には違和感が勝ってしまったが、1枚の作品として聴くといいよ。ポップ感覚を持ったカナディアン・ハードロックだ。6曲目”On the Loose”とラストの”Lady Killer”は個人的な思い入れ(高校時代にコピーしようとした曲)を考慮しなくても抜群の存在感だと思う。ただね、”On the Loose”に関しては、長尺ライブバージョンが刷り込まれている故、物足りなさを感じなくもない。あとテンポもね、ライブの方が若干速かったから、ちょっとした違和感もある。それでも、アルバム全体としては曲調が結構バラエティに富んでいるから飽きずに聴けます。前出2曲は言わばドラマチック系の楽曲ってことになるでしょうか。当時の自分たちがコピーしたくなるであろうタイプの曲ってわけね。そして1曲目の”Gonna Have a Good Time Tonite”や3曲目の”Ready to Move”みたいなノリノリの曲(#5や#7、#8”Baby Why can’t You”もファストではないが同類)もバンドの持ち味のひとつでしょう。ライブには収録されていない2曲目の”Stay Here”、4曲目の”Sweet Misery”、9曲目の”Tonight It’s Me”がそれ以外の変化球系とでも申しましょうか、しかしながら単なるアクセントには留まらない素晴らしい楽曲なんですね。何ならこの3曲はすべてシングルカットしてもよさそうなポテンシャルを持っている。てか実際に、A面Sweet Misery/B面Stay Hereで日本盤EPが出てたらしい。ベース&ヴォーカルの彼なのか、はたまた2名のギタリストか定かではございませんが、ソングライターとして才能アリですな。



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