STORM
THE STORM(US/米)
#1958 / EYE OF THE STORM / 1995
★★★★
この手の音楽に疎い耳には、とりあえずJOURNEYみたいだなとしか聴こえなかったりする。JOURNEYのロス・ヴァロリーとスティーヴ・スミスのリズムチーム+元メンバーのグレッグ・ローリーが結成したバンドだから至極当然の事でした。ちなみに残りのJOURNEY(ニール・ショーン、ディーン・カストロノヴォ、ジョナサン・ケイン)は元BABYSのジョン・ウエイトらとBAD ENGLISHを結成。そもそもジョナサン・ケインが元BABYSだからね。JOURNEYの話ばかりになっちゃうけど、バンドは86年からしばらくの間休止状態になっており、その間に結成されたらしい。まあファンにしてみれば大歓迎といったところ。今作はJOURNEY再結成後にやっとリリースされた2ndアルバムです。申し訳ないが再結成JOURNEYよりいい。色んなことはさておき、ケヴィン・チャルファントというシンガーが文句なく素晴らしいです。もちろん歌メロも。スティーヴ・ペリーほどの個性はないけれどとにかく上手いね。同じくギターも、ニール・ショーンほどの凄腕ではないにしろ、ツボを心得たプレイで無問題。曲も産業ロック王道中の王道といった印象で、そのクオリティに難癖をつけるロックファンはいないと思います。JOURNEYのレビューみたいになっちゃったな。