Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

SINNER

SINNER(Germany/独)

#1198 / TOUCH OF SIN / 1985

★★★★

Sinner touch of sin 2 (320x311)

ジャーマンメタルバンドは数あれど忘れちゃいけないのがSINNERですね。70年代にSCORPIONSありき、80年代にACCEPTが登場しまして、RUNNING WILDらがそれに続きました。そして登場したジャーマン・メロディック・ハードロックの草分けがこのバンド。まだノイズ・レコードが設立される前ってところがポインだね。その後は、ジャーマン・スラッシュ三羽ガラスを始めとするスラッシュ勢が活躍、SINNERの後継としてはZENOやBONFIREが、パワーメタル系ではRAGEが、そしてアグレッシブさとメロディックを兼ね備えたハイブリッド系のHELLOWEENが登場するわけです。でその後継がBLIND GUARDIANHEAVENS GATE…以上がジャーマンメタルのざっくりした流れ。ご存知の通り、マット・シナー(B&Vo)はPRIMAL FEAR等で現役バリバリです。それどころか、HELLOWEENのローランド・グラポウ、SYMPHONY Xのラッセル・アレン、アレックス・バイロットらと新バンドLEVEL10を結成したそうだ。さて今作は、当時貸しレコード店で借りたのだと思う。前作「DANGER ZONE」も借りたかも。当時はメロディック系よりアグレッシブ系を好んでいたもので、個人的にSINNERはこの2枚で完結しちゃってる。オープニングの“Born to Rock”と素敵な歌メロの“Bad Girl”はお気に入りでした。その他の曲も確かなクオリティで安心して聴けます。



#2102 / DANGER ZONE / 1984

★★★★

Sinner danger zone

マット・シナー曰く「3rdアルバムにして実質的デビュー作」。次作「TOUCH OF SIN」のリバーブが効いたゴージャスサウンドとは異なるソリッドな音像です。名曲”Bad Girl”のようなキラーメロもない。まあ特筆すべきところが見当たらないごく真っ当なメタルかな。B誌のレビューも低調だったからスルーしてましたが、後に購入したCDが3rdと4thの抱き合わせバージョンだったから聴く機会に恵まれたというわけ。時期が時期だけに、当時レコードを借りた気がしないでもないけれど…。記憶にないってことは、録音はしてみたものの消してしまったといったところか。貸レコードの場合レンタル料が発生するから元は取ろうと一応録るわけね。友だち経由で借りたとしたら、イマイチなら録音すらしなかった。カセットテープもタダじゃないからね。とりあえず最高傑作と言われる作品と比べると厳しいが、何しろ聴いたのはこの2枚と90年代に入ってからの「RESPECT」だけなので今作をチョイスしました。シナーの声はともすると暑苦しい系で、このソリッドな楽曲だとそこが際立っちゃうのかな。PRIMAL FEARやVOODOO CIRCLE(メンバーはアレックス・バイロット、デビッド・リードマンほか:未聴)と並行してバンドが存続していることに驚いております。



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