Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

SALEM HILL

SALEM HILL(US/米)

#1793 / NOT EVERYBODY'S GOLD / 2000

★★★★

Salem Hill

カントリーの聖地から登場したプログレバンド。この日本デビュー盤3rdはVo&G&Keyを兼任するリーダー他の5人編成。ヴァイオリンが入ったりしてるのでKANSAS等が比較対象に挙がるようですが、なんと前作に引き続いてのゲスト・ヴァイオリニストは再々編KANSASのメンバーだそう。何しろこのアルバムしか聴いてないので偉そうな事は言えないが、そんなにKANSAS臭があるかな?歌メロの良さは確かにそう言えるかもだけど、今作を聴いてKANSASは思い浮かばないね。大きく括ればNEOプログレでしょう。でもね、このシンフォ・プログレハードは凡百の同一系統バンドとは違います。アメリカNEO軍団は聴き進むうちに徐徐に飽きてくるパターンが多かったりするんだけど、今作は聴きどころが多彩だから大丈夫かも。ポイントは、スリリングな曲展開と耳に残る歌メロに間違いない。そして多彩なキーボー、メロトロン、パイプオルガン等、ブレーンと思われる人はリック・ウェイクマンの如し。使用機材へのこだわりが功を奏してか、どこか懐かしい感じがします。そこが一般NEO勢と一線を画すところ。ベースの硬質な音色もいいね。イントロダクション的インストで始まり、キャッチ-なサビメロのNEOプログ曲で掴みはOK。意表を突く聖歌隊が登場する佳曲、レスポール・カスタムがリードするスリリングなインストを挟んで、さらに同ギターが活躍する曲は、どことなくクリムソ風に感じる。カスタムといえばフリップ翁…先入観かな(笑) そしてラストに控えし30分超の”Sweet Hope Suite”。さすがにこれだけ長いと飽きそうだけどね、ギリ、セーフでした。



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