Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ROLLY

ROLLY(JPN)

#895 / ROLLY'S ROCKROLLY / 1996

★★★★

Rolly (320x318)

ローリー寺西です。槇原敬之のいとこであり、空耳アワーでジャンパーを獲得した(笑)彼です。つーか「すかんち」ね。解散後のソロ第1弾だ。63年生まれだから同世代。同じような音楽で育ってきたはずなんだけど…どこかでズレたな。プログレも歌謡曲もウルリッヒ・ロート(笑)もQUEENも好きなんだろうけど、きっと一番好きなのはグラムロックだね。バブルガムロックか。SWEETなんかが好物なのでは?と思わせるアルバムです。特に中盤は「すかんち」と大差ないかも。オープニングは…オーケンなんかとも共通の嗜好が見えるが、う~らぎられても~♪のオープニングは別として(笑)宝塚歌劇団+ロックオペラ+アメリカの遊園地とかサーカスでお馴染みの音楽。怪しげなワルツ?四人囃子の曲にも挿入されてたやつ、アレ何て曲なんだろ?期待感を煽る導入で掴みはOK!この組曲にソロでやりたいことの大部分が凝縮されてるね。2曲目はモロQUEEN。あとはグラム系の曲に乗せたいつもの青春歌謡曲連発です。まるでフィンガー5の歌詞みたい。曲ともどもそこらじゅうからかき集めてるな。ハルヲフォン云々てのは#5のことかな?「恋の予感」と歌ってるね。終盤を盛り上げる“白い寫眞館”は再びQUEENのミリオネアワルツ風(なんつー歌い方してんだか)、続く#12は雷神パターンの始まりからCHEAP TRICK風のカッコいい曲。数人集まって「元ネタ当てクイズ」でも開催するのが正しい聴き方かもしれない。人によって感じ方が違って面白いと思うよ。とにかくパロディを楽しめる同世代の人にはおススメです。ダサカッコいいジャケから楽しさが伝わりませんか?



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