RODS
THE RODS(US/米)
#236 / THE RODS / 1981
★★★★★
リッチー・ブラックモアにロニー・ジェイムズ・ディオを奪われた、ELFのデヴィッド・ロック・フェインスタイン(ロニーのいとこ)が結成したトリオバンドのデビューアルバム「摩天楼の使者」です。デヴィッドはギターだったからリッチーに呼ばれなかったわけだ。挙句ロニーを引き抜かれ、それをバネに頑張ったわけだ。当時、東のロッズ西のY&Tと言われていたそうですが、たしかにRIOTのNYスタイル・ハードロックを受け継いだような、メロディアスでありながら攻撃的な音を出している。で、それを担っているのがギター&ボーカルがデヴィッドだ。ロニーと同じく小さめな体躯(そういう家系なのね)ですが、パワフルなのもロニー同様。エアチェックした音源をよく聴きました。オープニングの”Power Lover”、#5のバラード”Woman”、#6の”Nothing Going on in the City”は間違いなくテープに入っていました。オンエアするにあたって厳選したのでしょう、さすがにどれもアルバムのハイライトといえる素晴らしい曲です。もしかしたら、”Get Ready to Rock & Roll”や”Rock Hard”あたりも録音されていたかもしれませんが、そこは記憶が曖昧でね、後にCDで聴いた記憶が重なってしまったかも。ちなみに同じテープには、ANVILやROSE TATTOOが録音されていたはず。いずれもその時代の記憶が蘇る懐かしいバンドですよ。ちなみに、 RODSはこのアルバムしか聴いたことがありません。