ROBIN ZANDER
ROBIN ZANDER(US/米)
#1040 / ROBIN ZANDER / 1993
★★★★
御存知CHEAP TRICKのリードシンガーの1stソロです。1曲目の“Reactionary Girl”は最高!サビメロの盛り上がり方が実に気持ちいいCHEAP TRICK的なパワーポップ曲です。“Tell It to the World”も同路線の明るい曲調。あとは…カバー曲が多い。女性ヴォーカル(シンディ・ローパーみたいな声の人とか)とのデュエット曲も複数ある。アン・ウィルソンとのデュエットはこのアルバムじゃありません。なんと参加メンバーとして50人ものクレジットがあります。とりあえず目に留まったのは…DAVID LEE ROTHバンドのグレッグ・ビソネット、“You’re Only Lonely”のJ.D.サウザー、チームメイトのトム・ピーターソン、EAGLESのドン・フェルダー、FLEETWOOD MACのミック・フリートウッドとスティーヴィー・ニックス、ユーリズミックスのギタリスト(プログレ界の重鎮と同じ名前)など。同僚のリック・ニールセンは曲作りにかかわっているみたいね。全体的に大人しめの曲が多いけど、そのぶんロビンの色んな声が聴けます。さすが千の声を持つ男(笑) ミック・ジャガーみたいな歌い方もできるんだね。ビートルズ・ストーンズ世代だってことがよくわかる作品です。デュエットへの憧れも…