ORANGE GOBLIN
ORANGE GOBLIN(UK/英)
#1983 / FREQUENCIES FROM PLANET TEN / 1997
★★★★
デビューアルバム「眩惑の第10惑星」。リー・ドリアンのレーベルからなので言わずもがな。サイケやアシッドなんてカテゴリーもありがすが、とりあえずDOOMでしょうか。この手のバンドの先駆的作品だそうです。オルガン、アコギ、インスト等、それなりにバラエティに富んでいてまあまあ楽しめる。でもね、何度も聴きたいかと問われれば「否」と答えざるを得ない。曲調が似てるうえに繰り返しが多いでしょ?そういうジャンルなんだから文句を言っても仕方ないが、もうちょいテクニカルな場面とか、曲の起伏とかあると助かる。ただそうなるとDOOMとかけ離れてしまうわけで…SLEEPをはじめいくつか聴いてはみたけれど、個人的には積極的に聴くタイプの音楽ではないことを確認しただけでした。BLACK SABBATHは好きだけれど、あちらはあくまでドゥーミーなHMだからね。サバス(アイオミ)・リフが登場すれば自ずとテンションは上がるもののハマるまでには至らず。と言いつつ3rdまで聴いちゃったりしてますけど(笑)。ガッツリDOOMではなく、DOOMの亜流くらいが丁度いいかも。