Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

NEVERMORE

NEVERMORE(US/米)

#947 / DEAD HEART IN A DEAD WORLD / 2000

★★★★

Nevermore dead heart in a dead world (320x320)

ウォーレル・デーン節が炸裂してます。彼も半音階を駆使した独自の歌メロを持つヴォーカリストの一人でしょう。スラッシーなリフを伴う激しい音楽だけど吐き捨て型ではないですよ。呪術系の微妙な音階を朗々と歌いあげていらっしゃる。聴けばすぐにわかる個性の持ち主です。ジェフ・ルーミズのギターも特徴的で密度の濃い重低音爆撃+流麗なギターソロが素敵です。この作品以降現在に至るまでヘヴィプログレッシブな良質アルバムを連発しています。この歌メロと重低音が、似通ったバンドが多いこのジャンルの中にあってNEVERMOREを一段上に押し上げていると思います。個性って大事。驚くなかれ!今回はSIMON and GARFUNKELの“サウンド・オブ・サイレンス”をカバー。歌詞以外ほぼ原曲崩壊してます(笑) コレ以降の作品はどれを聴いても大丈夫…だと思う。何しろ全部聴いたわけじゃないもんで(笑) それにしても…この4thもひと昔前の作品になったんだね~。最近、時間の流れがヤバいくらいに速すぎる!



#1665 / THIS GODLESS ENDEAVOR / 2005

★★★★

Nevermore this godless endeavor (320x320)

今回紹介するのは6thアルバムにしてみたよ。理由はね、新ギタリストが加わったから。その、ジェフ・ルーミズとタッグを組んだギタリストの名はスティーブ・スマイス。ちょっと前にレビューしたFORBIDDENの「OMEGA WAVE」に参加した人。FORBIDDENでの仕事はNEVERMOREの後。腎臓移植の手術をしたらしい。スマイスはジェームズ・マーフィ―に代わってTESTAMENTに加入した経歴の持ち主で、要するにベイエリア・ファミリーなんだね。NEVERMOREでのプレイは今回きりなので必聴です。ジェフ・ルーミズとのギター・バトルが聴きどころの一つ。基本的にどっちがどっちなのかわからないけども、よりフラッシーなのがルーミズ?プレイスタイルが似てるから別にどっちでもいい(笑) 加えて#7のインスト曲にジェームズ・マーフィ―もゲスト出演。ギター陣の充実が素晴らしいアルバムです。ウォーレル・デインのヴォーカルラインは変わらず唯一無二で、割と広い音域を駆使していることを再確認。ただ普通のメロも歌うようになって微妙。中音域の男前ヴォイスだからゴシック系みたいになっちゃうのがマイナスか。個性死んじゃうよ。オーラスの大作タイトルチューンで決まり。独特な緊迫感があって好きなバンドだけど、今回はギターが二人いるからルーミズが遠慮したのか、傑作4thほどの迫力はないね。



バンド名検索

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional