Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

MALICE

MALICE(US/米)

#337 / LICENSE TO KILL / 1987

★★★★

Malice license to kill (319x320)

普通のメタルと言ってしまうと身も蓋もないのだけれど、どうやらLAメタルの一員であったらしいね。今作は当時LPを買いました。たしかジャケ買いだったと記憶していますが。ブルーの色調が冷やかにして美しいでしょ。MALICEとは「悪意」という意味であり、加えて「殺しのライセンス」というアルバムタイトル、そのあたりが総合的に表現されていると思われる。楽曲は一般的なLAメタルのイメージじゃないね。歌心があるゆったりとした(音符を詰め込みすぎない)ハイトーンヴォイスが特徴といえば特徴でしょうか。いくつかの意表を突く歌メロが印象的で「おっ、そうきたか」ってな感じでハマってしまうわけさ。QUEENSRYCHEとはまた別の方向性が素晴らしい。レコードを買ったから愛着もあり良く聴いた1枚です。もちろん今ではCDに買い直してますぜ。この後1stを貸しレコード屋で借りたんじゃなかったかな。ちなみにここのギタリストはMEGADETHに加入しました。しましたが…レコーディングせずに解雇されました(笑) 更に驚いたことに、2012年にオリジナルメンバーでニューアルバムを出してるじゃん。ハイトーンが衰えていないか気になるところ。



#1954 / IN THE BEGINNING... / 1985

★★★★

Malice in the beginning

かの「METAL MASSACRE」シリーズの第1弾(82年)に2曲取り上げられたバンドなんですよ。ちなみに一緒に選ばれたバンドは、STEELERやBITCHやRATTやCIRITH UNGOLやMETALLICAという顔ぶれ。玉石混交状態(跳ねたのはもちろんメタリカとラット)ではあるけれど、この手のオムニバス作品には重宝した時代でした。とは言うものの…実はこのシリーズにはお世話になってないんだけどね。参考資料的に入手したのは、伝説の「METAL FOR MUTHAS」は別として、85年近辺にリリースされたオムニバスが多かったかな。さてそんなMALICEのデビューアルバムですが、コレはたしかカセットテープがあったね。例によって、レンタルだったか師匠経由だったか定かではないけれど、正直ほぼ印象にない。気に入ってたのはレコードを買った2ndであり、今作は後にCDをゲットしたけど結局手放してしまいました。2ndと比較するとまだ個性が足りないかな。概ね、ハイトーン・ヴォイスがウリのJUDAS PRIESTタイプですが、83年にはQUEENSRYCHEがすでにデビューしていたわけで、その雰囲気もあるね。終盤のファストチューンはまずまずの出来。



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