LAST AUTUMN'S DREAM
LAST AUTUMN'S DREAM(Sweden/瑞典)
#1961 / LAST AUTUMN'S DREAM / 2003
★★★★★
Vo&Keyのミカエル・アーランドソンとFAIR WARNINGのアンディ・マレツェクが組んだバンドのデビュー・アルバムです。この組み合わせから推して知るべし。捨て曲無しの北欧メロディック・ロック・アルバムと言って差し支えないでしょう。サポートメンバーとしてEUROPEのジョン・レヴィンとイアン・ホーグランドとミック・ミカエリの参加というサプライズ。ちなみに2ndではTALISMANチーム(マルセル・ヤコブとジェイミー・ボーガー)に交代します。とりあえず1曲目”Again and Again”の歌メロで一気に持っていかれます。6曲目の”Talk to Me”も煮え切らないメロが意表突きまくりで素晴らしい。他にもFAIR WARNINGの曲や、ミカエルのデビュー作から”The One”とか反則っぽい気もするけどね、いいものはいい。そもそもアンディにもミカエルにもソングライティングのチームメイトがいるらしく、アンディの相棒が一人で手掛けた曲も3曲ある。寄せ集めと言うと身も蓋もないので…やはりチームなのだ(笑) 個人的には前出2曲に代表されるミカエルのメロが一番のツボ。要所に切り込むギターもFAIR WARNINGの2ndギタリストとは思えない仕事。経験の成せる業…かな。