Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

GRATEFUL DEAD

GRATEFUL DEAD(US/米)

#994 / LIVE/DEAD / 1969

★★★★

Grateful Dead (320x320)

60年代半ばのアメリカで、ヒッピーたちカウンターカルチャーにドラッグとロックが結びつきまして…そのドラッグ(コカイン、ヘロインに加え新たに開発されたLSD)による幻覚体験を視覚化したものがサイケデリックと呼ばれました。そこに反ベトナム戦争のLOVE&PEACEも加わり…若者たちは享楽的でありつつ、ただひたすらに自由を叫んだのでした。以上がざっくりロック史ね。そして西海岸に現れたヒッピー思想を掲げたサイケバンドの一つがこのグレイトフル・デッドというわけ。ライブで長尺の即興音楽を演奏してLSDのトリップ感を誘発するんだね。首領はG&Voのジェリー・ガルシア。あとは同じくG&Voのボブ・ウェアでしょうか。例のIbanez 2681ですね。ヘッドの装飾はともかく好きなギターだな。名作と呼ばれるこのライブ盤、とにかく曲が長い!曲の長さだけはプログレ級だけどそこまでの展開は無いのでシラフでは耐えられません(笑) 疑似体験をしたいなら通常より多めの酒で代用するしかないね。で、ざっくりロック史に戻ると…これらの集大成が伝説の「ウッドストック・フェスティバル」ってことになるんですね。当時、西のGRATEFUL DEAD東のVANILLA FUDGEと言われてたとか言われてないとか…。やっぱり東海岸の方が都会的というかお洒落なのね。



#1562 / SKELETONS FROM THE CLOSET / 1974

★★★★

Grateful Dead best (320x317)

昔から音楽雑誌で存在は知っており、確かライブの機材が大量だとか何とかいう記事だったと思うが…それはPINK FLOYDの話だったか?というような不確かな記憶があるバンドです(笑) とにかく「LIVE/DEAD」のあの世界観(長尺、即興、酩酊)しか知らないから初期ベスト盤のコレを聴いてみました。ヒッピーでサイケと思いきや、かなり印象が異なる内容で少々拍子抜けしました。ライブ(短めの曲で「LIVE/DEAD」からではない)も2曲収録されていますが、予想外のその他大勢(カントリー、フォーク、ブルーグラス、ブルースロックなど)に完全に馴染んでおります。67年のデビューアルバムから7枚ほどのアルバム中からチョイスされています(ボブ・ウェアのソロからも1曲))が、スタジオ作品は総じて軽めで酩酊感覚はほぼ無いかな。ライブで急にサイケ感が湧いてくるあたり、不思議なバンドなんだな~とは思えるね。ジェリー・ガルシアのカリスマ性とファンの皆様(Dead Heads)あっての酩酊感、それこそがグレイトフル・デッドの真骨頂かもしれません。



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