Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

GONG

GONG(France/仏)

#572 / GAZEUSE! / 1976

★★★★

Gong gazeuse! (320x314)

バンド創始者であるデヴィッド・アレンに続いて脱退したスティーブ・ヒレッジの後釜にアラン・ホールズワースを据えた1作目です。全曲インストでございます。期待どおりホールズワース色に染まったフュージョン系ジャズロックが聴けます。がコレがGONGの代表作といえるかどうかはまた別の話。厳密にはSOFT MACHINEのオリジナルメンバーだったデビッド・アレン不在のPIERRE MOERLEN’S GONGです。その後のことを考えると本流と言えば本流なれど、アレンとヒレッジが居ないのはいかがなものかと。GONGを語るにはやはりアレン在籍時の三部作あたりから聴かないといけないらしいよ。よって本作はホールズワースのソロだと思って聴いた方がいいのかも。ホールズワースが好きな人のためのGONGだね。当のアレンはPLANET GONGとかNEW YORK GONGを結成したり、また別のメンバーはMOTHER GONGとか…もうわけがわからないくらいGONGが存在している。GONGとはそういう集団なんですね。ただし、ここまで繁殖しちゃうと追いかける気も失せますな。



#1321 / YOU / 1974

★★★★

Gong you (320x320)

この6thアルバムは「フライング・ティーポット」「エンジェルズ・エッグ」と併せてRADIO GNOME INVISIBLE三部作と呼ばれる連作の完結編にしてデヴィッド・アレンGONGの最終作です。縁あって最初に完結編を聴くこととなりました。 スペイシーでジャジーなサイケロックは確かに個性的で、名盤と呼ばれているのにも納得なんだけども、何度か聴いてみないと良さが分かり難いタイプの音楽かも。ファニーな小曲と進化系サイケロックとのバランスが小気味よい。ハイライトはトリップ感たっぷりの中盤でしょうか。徐々に盛り上がる様はとても魅力的。GONGの中心人物はオーストラリア人のデヴィッド・アレン。SOFT MACHINEの創立メンバーですね。ライブ先のフランスで麻薬所持のためイギリスに再入国できなくなってソフツを脱退、彼の地で結成したのがGONGというわけ。メンバーはスティーブ・ヒレッジ他多数。このアルバムを最後にアレンとヒレッジが脱退しますが、ピエール・ムーランがアラン・ホールズワースを迎え(やっぱり1枚で離脱。次作はゲスト参加)ジャズ・フュージョン・バンドとして継続していくのでした。



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