Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

GLENMORE

GLENMORE(Germany/独)

#1218 / MATERIALIZED / 1993

★★★★

Glenmore (320x320)

ジャーマン・メロディックメタルバンドのデビューアルバムです。パワフルなハイトーンヴォーカルとツインギターが特徴となっております。北欧の香りも漂う楽曲はオランダのELEGYや同郷のROUGH SILKと同系統でしょうか。スカンジナビアもブリティッシュもジャーマンも、大きく括ればヨーロピアンメタルってことだからね。とにかくアメリカのそれとは異なる雰囲気を纏ってるところがいいんだな。“Hungry”とか“Tell Me”とか…何だか見覚えがあると思ったら(元々ありがちなタイトルだけどね)両方ともWHITE LIONの「PROUD」収録曲とタイトル被りだった。1枚のアルバムで2曲カブるのは珍しくないかい!? さらに面白いことにこの2曲が双方ともいい出来なんだよ。特に“Tell Me”は印象的なサビメロで、WHITE LIONの同名曲に負けず劣らずの出来栄えだ。アルバムのハイライトだと思います。



#2217 / FOR THE SAKE OF TRUTH / 1994

★★★★

Glenmore for the sake of truth

難聴のため脱退したドラマーに代わり、ヨルグ・マイケルがゲスト参加した2ndアルバムです。キーボーにはHEAVENS GATEのサシャ・ピートが参加。ただそのドラムの音がね、迫力は申し分ないけれど、硬質なだけでなく妙な加工が施されているように聞こえて、インダストリアルな雰囲気が漂っているのがマイナスポイントでした。よって全体的にサイバーな仕上がりで、デビュー作にあった抒情性は減退したね。メンバーがQUEENSRŸCHEのファンということで、比較対象になったりしているようですが、たしかに激しめのプログレメタルという趣もあります。激しめということは、初期のQUEENSRŸCHEやDREAM THEATERってことね。サウンドの変化は残念でしたが、シンガーは変わらず素晴らしい。声だけきいているとトニー・ハーネル(TNT)が想起されます。1曲目のメロなんかは、ちょっとキーを下げたトニー・ハーネルですな。そして2曲目はジェームズ・ラブリエのメロが頭を過ります。個性は足りなくともクオリティは高いから許せるシンガーでした。そんな中、”TV War”はいい出来です。いい出来なだけに、ゲスト(誰だよ!?)が歌っている場面の違和感が際立ってしまったかも。



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