Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

GIRL

GIRL(UK/英)

#173 / SHEER GREED / 1980

★★★★

画像の説明

NWOBHM期に登場したバンドのデビュー・アルバムです。ムーブメントの中では変わり種のグラムメタル・バンドでしたが、メンバーにはジェリー・ラフィ、フィリップ・ルイス(後のL.A. GUNS)、フィル・コリン(後のDEF LEPPARD)が居たわけだから、今思えばなかなかの顔ぶれでしたね。洋楽雑誌の広告がきっかけで購入しました。イケメンということもあり大々的にフィーチャーされてたんだね。まんまとレコードを買わされてしまいましたよ。幕開けの“Hollywood Tease”(ラフィとコリンの共作)は文句なしにカッコよかったけれど、想像していたものとは違ったので、少々がっかりした。IRON MAIDEN等を聴いて嬉々としていた時期だったから、ルイスのルーズな歌い回しとか、全体的にスリージーな雰囲気が漂ってるのが当時は微妙でね…どうやら他のNWOBHMバンドとは路線が違うぞと。ただ、レコードを買ったからには元を取らねばということで何度か聴いているうちに結構イケてることに気付き、妙に愛着のあるアルバムになったというわけ。終盤に繰り出される“Passing Clouds”と“My Number”(後にLILLIAN AXEがカバー)は、前出曲に準じる楽曲だと思うし、2曲目の”The Things You Say”の奇妙奇天烈さは他に類を見ないと思われるほど。3曲目”Lovely Lorraine”、4曲目の”Strawberries”も、ちょっとクセになる妙な雰囲気を醸しており、ジェリー・ラフィの感性が3連発で炸裂しています。特に面白くはないけれど、KISSのカバー曲”Do You Love Me?”も収録。



#771 / WASTED YOUTH / 1982

★★★

Girl wasted youth (320x315)

この2ndアルバムは微妙だった。バンドのウリだったはずのグラムロック感というか、スリージー・ロックンロール色の核はフィリップ・ルイスの頼りない歌唱(笑)にあると思われ、そこに変わりはないはずなのだが、1stゆずりの「らしさ」が感じられるのは“Overnight Angels”くらいってのはどういうことか。フィル・コリンによる後のデフ・レバード的なリフなんかもあるっちゃ~あるんだけど…聴きどころがあまり見当たらない。フィル・コリンとジェリー・ラフィには申し訳ないが、まあぶっちゃけ曲が面白くないんだと思われる。1stは勢いやら若さやらそれなりに華もあったのに、今作は元気も足りなくないか。これでは解散しても仕方ないところ。“Hollywood Tease”が奇跡の1曲になってしまいましたが、それでもNWOBHM時代に名を刻んだのだから存在理由はあったよね。



バンド名検索

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional