GARMARNA
GARMARNA(Sweden/瑞典)
#1752 / GUDS SPELEMÄN / 1996
★★★★
北欧ラジカル・トラッド・バンドの2ndアルバム「主なるヴァイオリン弾き」です。現代版のトラッド・フォークってことは承知の上で、まあベル・アンティークだし、という理由からヘドニンガルナと併せて買ってみました。ラジカル・トラッドとは何なのかと思ったら聴いてみて。予備知識としてはこんな感じ…英国トラッドをはじめヨーロッパ各地の民族音楽等で使用されるアコースティック楽器(ハーディ・ガーディとかブズーキとか)と現代エレクトリック楽器の融合だそうだ。確かに雰囲気たっぷりの音楽を演ってます。女性ヴォーカルもなかなかの説得力がある。このシンガーも巻き舌を多用している。ということはやはり、北欧の言語特有の発音か!? 聴き進んでみると…どの曲も似たり寄ったりで、ぶっちゃけ飽きてくる。このグループの音楽は概ね暗いです。とりあえずラジカル・トラッドの一端が垣間見れたから良しとしておくけれどもだ、これなら癒しがある分トラッド・フォークの方がまだ性に合ってるかな。結局アコギとかピアノとか、耳馴染みのある楽器が落ち着くらしい。