Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

GAMMA RAY

GAMMA RAY(Germany/独)

#325 / LAND OF THE FREE / 1995

★★★★

Gamma Ray land of the free

HELLOWEENを離脱したカイ・ハンセン(G)がTYRAN’ PACEのラルフ・シーパース(Vo)と結成したバンドですが、これまで素晴らしい仕事をしていたシーパースは前作でクビになりました。JUDAS PRIESTのオーディション絡みみたいだね。最終的に落選したラフルはマット・シナーと合流。PRIMAL FEARを結成し現在に至ります。結局カイはヴォーカルも自分でやりたかったんじゃないか?という疑惑もありますが、シーパース脱退で気合いが入ったのは間違いなく、とにかくいい曲が揃った意地の4thアルバムです。件のヴォーカルはHELLOWEEN時代よりは良くなったのかな。不安の表れか(笑)ゲストにマイケル・キスク(元HELLOWEEN)とハンズィ・キアシュ(BLIND GUARDIAN)を招聘。キスクが歌えば例のあのファニーな感じ(”I Want Out”系)になるし、キアシュが歌えば指輪物語な感じになるんだから凄いよね。両名とも個性的かつ貫禄のヴォーカルで存在感抜群です。どうせなら全曲キスクで良かったのに…などと思ってはいけない。それじゃHELLOWEENになっちゃうからね。キーボードでサシャ・ピート(HEAVENS GATE)も参加。短い曲が挟まっているあたり、どうやらコンセプトアルバムらしい。1曲目が9分近くある最長曲なのは”Heading for Tomorrow”を彷彿とさせますが、これから始まるストーリーの概要でもあるのかな。よって実質的なオープニング曲はこれに続くファストチューン”Man on the Mission”でしょう。動と静のコントラスト、ハロウィンメロ、コーラスワークなど、カイ・ハンセンの魅力が凝縮した曲だね。間髪入れずに繰り出される50秒の”Fairytaleはちょっと意味不明。インスト小曲に続く”Gods of Deliverance”はヤン・ルバッハ(B)の曲。ハンズィ・キアシュがおいしいところを掻っ攫う”Farewell”(ダーク・シュレヒター作)からの”Salvation’s Calling”もヤンの曲ですが、ラストの”Afterlife”も含めしっかり貢献してるね。そして希望に満ちたタイトルチューン、これまた”Man on…”同様のハンセン印で文句なし。再度小曲をイントロダクションとして、勇壮な雰囲気を纏った”Abyss of the Void”も素晴らしい。キスクが歌う”Time to Break Free”がラス前で登場。この瞬間だけはどうしたってHELLOWEENになっちゃうけど、悲しいかな待ってましたの瞬間でもあるよね。



#966 / INSANITY AND GENIUS / 1993

★★★★

Gamma Ray insanity and genius (320x320)

ラルフ・シーパース最後のアルバムとなった3rdです。この作品に限らずGAMMA RAYではいい仕事をしました。TYRAN’ PACE時代よりパワフルヴォイスになった点が個人的な好みと外れるところではありますが(ロブ・ハルフォードが“殺人機械”でワイルドさを前面に押し出してきたパターンに似てるかな)ハイトーンでパワフルなんだから申し分ないね。サビメロはHELLOWEEN丸出しなのがうれしい。特にアップテンポな曲がいい。サビメロだけはシーパースに決定権は無い気がするな。そこに至るまではTYRAN’ PACEっぽく聴こえる部分もあるんだけどね。サビはカイ・ハンセン丸出し(笑) そんな状況に嫌気がさしたからJUSAS PRIESTのオーディションにエントリーしたのかと勘ぐってしまう。残念ながら大英帝国の大御所バンドにドイツ人は受け入れられなかったんだね。この落選で引退を考えたそうです。それを思いとどまらせたのがマット・シナーというわけ。



#1928 / ALIVE '95 / 1996

★★★★

Gamma Ray alive 95

ガンマ・レイのファースト・ライブ・アルバムは、4thリリース後のヨーロッパツアー音源。収録地はスペインをはじめ伊仏独各地からのベストチョイスで、マドリードの音源が多いらしい。よって4thからの選曲多し、2ndからは選ばれず。オープニングの”Land of the Free”でカイ・ハンセンのヴォーカルに不安がよぎる。やはりラフル・シーパースに残っていてほしかったなあと。ちなみに25周年記念盤にはシーパース期の音源がCD2として付属しているが…コンピレーション・アルバム「パワー・オブ・ザ・メタル」の音源らしいから個人的には要らない。2曲目も4thから”Man on a Mission”で掴みはオーケー。3rdからの”Tribute to the Past”もいいね。”Heal Me”の普通声がハンズィ・キアシュに似てる。LIVE AIDでのフレディ・マーキュリーみたいなコール&レスポンスも面白かった。個人的には終盤”Abyss of the Void”あたりからがハイライト。HELLOWEENのカバー”Ride the Sky”(これは声が良く出てる)と”Future World”が続く。肝心の高音サビメロパートでカイがフェイクをかますのが残念。どうやら収録地によって好不調があるようだ。コーラスの高音パートを担っているのが誰かは分からないが、カイにとっては実に頼もしい存在だと思われる。通常ジャケは地味なので25周年盤を載せといたよ。



#2100 / HEADING FOR TOMORROW / 1990

★★★★

Gamma Ray heading for tomorrow

HELLOWEENを脱退したカイ・ハンセンがTYRAN PACEラルフ・シーパースと組んだバンドのデビューアルバム。リズム隊はとりあえずの誰でもよかったのかな。ベースは(2曲でダーク・シュレヒター)2ndリリース後に脱退、ドラムも(1曲他の人)間もなくウリ・カッシュに交代するもベースとともに脱退しました。その後も何人か入れ替わってる。ゲストとしては、VICTORYのトミー・ニュートンがギターで1曲とミキシング、同フェルナンド・ガルシアがバッキングヴォーカルで参戦。後にシーパースとIRON SAVIORを結成するピート・シールクがKeyとエンジニアで参戦しています。久々に聴いてみたら良かった。脱退後も音楽学校に通いつつ虎視眈々と策を練っていたんだろうと思わせる素晴らしいデビューアルバムです。Anniversary Editionに買いなおそうかと思うほど、出来の良さを再確認。HELLOWEENで培ってきたあらゆるタイプの曲が揃っている。そしてそれはシーパースがいたからできたこと。この頃はまだTYRAN PACE時の若々しい声だから、概ねマイケル・キスク系と言っても差し支えない。当然キスクの声が聴こえてきそうな曲ばかりだからね。”Sigh No More”なんてモロにキスク風だし。トリに控える14分半の大作”Heading for Tomorrow”で思い出すのは鬼塚と鶴太郎(笑) 出だしのコーラスは秀逸でした。ボートラには何故かURIAH HEEPの”Look at Yourself”、好きだったの?カイのアイデアではないかもしれないけど。そしてボートラが更に1曲。敢えてどの曲とは申しませんが、2曲を除いては素晴らしい。まあその2曲だって好みの問題であり、アルバムの構成上はいいアクセントになっている。Heading for Tomorrowなシンプルジャケも良い。



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