EZO
E・Z・O(JPN)
#1533 / FIRE FIRE / 1989
★★★★
FLATBACKERで2枚、EZOで2枚を残して解散ということで、これがラストアルバムになりました。渡米1発目の前作はジーン・シモンズがプロデュースしたことで話題になりそこそこ売れたみたいだ。忍者をイメージして売り出したとか。当時アメリカで忍者ブームだったからという理由で。山田雅樹、本間大嗣、つまり後のLOUDNESS組はこうした戦略をどう受け止めたでしょうかね。で、これは隈取メイクを落としての全米第2弾です。スティーブ・グリメット、ジョディ・グレイほかのクレジットがございます。日本盤のジャケは黒地に赤字のシンプルデザインなのでUS盤を載せました。前作同様いい感じでアメリカナイズされておりメジャー感が漂っておりますが、当時はそれが残念だったよね。求める物が違ったんだな。パンキッシュでアグレッシブなFLATBACKER的楽曲でMASAKIのポテンシャルを如何なく発揮してほしかったわけ。もう戻れないけれど、「餌」の路線でもう1枚作ってほしかった。