DIO
DIO(US/米)
#776 / THE LAST IN LINE / 1984
★★★★
大御所なのに何故かご縁がなく通過してこなかったバンドというのがあります。アルバム1枚、いや下手すりゃ数曲聴いて「ふ~ん…」てな感じでそれっきりみたいな。意外なことにDIOがそうなのね。RAINBOWとBLACK SABBATHの偉業は当然知っ ていたのにベスト盤で済ましてました。しかもYASUNAでもらった試聴版(笑)しっかり聴いてみようと思ったのはDIOが亡くなったからで…心が痛む。で名盤と言われてるこの2ndですよ。確かに素晴らしいです。間違いなしのあの声が詰まってる。ヴィヴィアン・キャンベル(現DEF LEPPARD)も活躍してるしね。でも個人的にはやっぱり虹色な曲で歌ってる 方が魅力的だな~。『HEAVEN AND HELL』に入ってても不思議じゃない曲もあるけど…DIOのDIOによるDIOのためのバンドだから何をやってもいいのだ!本人がこういうのを歌いたいって言うんだから仕方ないっしょ。結果的には教科書として認知されちゃってるんだから流石だよね。「ヘビメタって何?」と訊かれたら「これだよ!」と教えてあげましょう。