Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

DEVO

DEVO(US/米)

#144 / DUTY NOW FOR THE FUTURE / 1979

★★★★

Devo (320x316)

当時流行っていた音楽ジャンルに、ニュー・ウェイブとかテクノポップと呼ばれるものがありました。主食がすっかりハードロックに変わっていた高校時代にあっても、FMのエアチェックも欠かさなかったから、割合は少ないながら通常の洋楽ヒット曲も聴いてはいました。それとは別に「友だちのすすめ」というパターンもあって、今作もバンドメンバー外の近しい友人MKの影響で嵌った1枚なのね。バンドメンバーだと、どうしてもハードロックに偏りがちだから、貴重な情報源でした。POLICEやBOOMTOWN RATSなんかも同じ入手経路だったかもしれない。というわけで、2ndアルバム「生存学未来編」です。全曲懐かしい中、強いて言うなら”Pink Pussycat”~”Secret Agent Man/秘密諜報員”(シングルカットされたカバー曲)が特に思い出深い。後者はスパイ映画感丸出しの原曲が素晴らしいゆえ、DEVO以外にもカバーしているアーチストが多くてね、RCサクセション(ゲスト参加したこぶし回しまくりの坂本冬美がいい)、POLYSICS(DEVOのカバー)、ベンチャーズ(もちろんインスト)、寺内タケシ(ベンチャーズのカバー)などがいます。ちなみにニュー・ウェイブ/テクノ系の国内のアーティストだと、トグソ経由のYMOや、師匠経由の一風堂も広い意味では同じカテゴリーになるのかな。個人的にはヒカシュー…というか巻上公一(大森一樹監督の「風の歌を聴け」出演の印象も強烈)に興味津々でした。立花ハジメと佐久間正英(四人囃子)のPLASTICSも、P-MODELもスルー、そもそも積極的に聴くタイプの音楽ではなかったからね。ところが結果的には、友だち経由で聴き始めてそれが今「青春時代の思い出」として記憶に残っているわけで、こうした例は結構多かったりするから面白い。今となってはおじさんが聴く懐かしいテクノ(1周回ってアリという説も)という趣で、POLYSICSみたいにハジけてないので、あまり積極的にはお薦めしませんが、興味があればぜひ。



#1963 / Q:ARE WE NOT MEN? A:WE ARE DEVO! / 1978

★★★★

Devo are we not men

2ndアルバムに追従する形で買ってみたデビューアルバム「頽廃的美学論」です。まあね、想定内ではあったけれど、やっぱりそれほどのことはなかった。そもそも好んで聴くタイプの音楽じゃあないわけで、パンキッシュな面もあれど何しろあの電子音でしょ、アレが苦手でね、ジャーマン・プログレに嵌らなかったのも同様の理由だったりする。つまりDEVOが好きってわけじゃなく、DEVOの2ndが思い出深いだけなのね。クセが強いシンセが入っていたとしても、一風堂の1stみたいにハードなギターと融合してたりすればいいんだけどね。結局これ以降のアルバムは全く聴いてません。オープニングの”Uncontrollable Urge”はDEVOワールドの始まりを告げるにふさわしい。それに続くのは、ご存知ROLLING STONESの”Satisfaction”のカバー。個人的ハイライトは、シングルカットされた”Mongoloid”およびそのB面曲”Jocko Homo”あたりでしょうか。おそらくエアチェックしたと思われ、懐かしかったから良しとする。



バンド名検索

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional