Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

DAVID GILMOUR

DAVID GILMOUR(UK/英)

#470 / DAVID GILMOUR / 1978

★★★★

David Gilmour (320x316)

ご存知PINK FLOYDのギタリストでヴォーカリストのファーストソロアルバムです。「ANIMALS」と「THE WALL」に挟まれた時期にリリースされました。最初にソロアルバムの製作にとりかかったのはブレーンのロジャー・ウォーターズだったらしく、それじゃオレたちも的なノリだったようです。ハードロックテイストなギルモア節が炸裂してます。PINK FLOYDのハードロックサイドはギルモアが担っていたということでしょうか。ソロ第2弾では円熟の演奏に変化してしまうのでこのスタイルはここでしか聴けません。メンバーはPINK FLOYD加入以前のバンドのメンバーだそうです。“Short and Sweet”はロイ・ハーパーとの共作。使ってるギターは例の黒ボディに白パーツのギルモアモデルなのかな?まだ普通のストラトだったかもね。クラプトンのレースセンサー・ストラト(黒)もいいけど、いい歳になってからギルモアが使ってるEMGストラト(赤)もいい。ジャケはヒプノシスとギルモアの共作みたいだよ。



#1302 / ABOUT FACE / 1984

★★★★

David Gilmour about face (320x320)

多彩なゲストを迎えての第2弾ソロアルバム「狂気のプロフィール」です。助っ人ドラマーにジェフ・ポーカロ。他にはスティーブ・ウィンウッド、ジョン・ロード、ロイ・ハーパー等のクレジットあり。前回のソロを出した後、フロイドとしては「ザ・ウォール」と「ファイナル・カット」をリリースしたわけですが…ロジャー・ウォーターズの個性が炸裂しすぎたアルバムだったため、ロジャーと他のメンバー達の関係が悪化してしまいます。ロジャーがフロイド解散に動いたタイミングは不明ですが、当然ギルモアは察知したでしょう。ロジャー抜きでPINK FLOYDは存続できるのか!? でこのソロ作品というわけ。良くも悪くもギルモアワールドが炸裂してる。現在まで続くギルモア的フロイドの音ですね。かくしてフロイドはロジャー主導で存続することになるわけ。しかしながら、古くからのファンとしては、プログレと言うには少々物足りない内容。ポップな印象もあるね。何よりシドやロジャーのような明確なコンセプトが見えないかな。そんな中、ギルモア特有の歌いまわしが聴けるアコースティック曲”Murder”や“Cruise”、ギルモアらしいギターソロがあり、オーケストラの登場で”原子心母”を想起する”Let’s Get Metaphysical”、自然な形でアコギからエレキギターにソロが移行するエンディング曲”Near the End”あたりは良かった。ちなみに次のソロアルバムがリリースされるのは22年後になるのでした。



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