CLASH
THE CLASH(UK/英)
#1490 / LONDON CALLING / 1979
★★★★
パンクムーブメントの筆頭はSEX PISTOLSとこのバンドでしたね。といっても当時はハードロックばかり聴いてたからぶっちゃけあまり詳しくはございません。ピストルズはデビューアルバムのほとんどをエアチェックしたはずだけど、クラッシュに関してはおそらく“白い暴動/White Riot”と今作のタイトルチューンだけだったかと。ギター&ヴォーカルのジョー・ストラマー(2002年死去)とギターのミック・ジョーンズ(FOREIGNERのギタリストと同姓同名ってのは有名な話)が中心のバンドでしょうか。この3rdアルバムは、デビュー当時の所謂パンクロックからは想像できないバラエティに富んだ進化作品となりました。レゲエ、ゴスペル、フォーク、ロカビリー、ジャズ、スカ、カリプソと何でもござれの多彩さ。聴き進むうちにクラッシュのアルバムってことを忘れてしまいそうです。
タイトル曲を筆頭にベースラインが目立っていてかっこいい。全体的な音のバランスも良いと思います。ヴォーカルは特になんてことないかな。過激なステージパフォーマンスがウリだったとはいえ、ジャケはコレじゃなかったよね。