CARAVAN
CARAVAN(UK/英)
#562 / IN THE LAND OF GREY AND PINK / 1971
★★★★★
ソフトマシーンとともにカンタベリー系の代名詞キャラヴァンによる3rd「グレイとピンクの地」です。22分超の組曲“9フィートのアンダーグラウンド”を含む彼らの代表作だよ。カンタベリー系の特色を一言で表現するなら「牧歌的」かな。時折ジャズロックが顔を出したりもするけれど、一般的には抑揚が少なく曲が淡々と進んでいく印象があるので油断してると寝ちゃいます。ただ、コレはちょいと違う。好きだな。素敵なジャケから想像できる通りの抒情的な音楽です。CAMEL的な部分も感じられます。じゃあCAMELもカンタベリー系?確かに後にキャメルのメンバーになったりするけども(例のキャラメル事件だね)。結局カンタベリー系は苦手ということを確認するだけになるかもしれないけど英国プログレのオリジネーターだからして1度は通過するべきだと思うよ。6年後にCAMELに加入するヴォーカルは栄養失調のエリック・ブルーム(BOC)みたいで微妙。