Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

BRIAN SETZER ORCHESTRA

THE BRIAN SETZER ORCHESTRA

#2038 / THE DIRTY BOOGIE / 1998

★★★★

Brian Setzer Orchestra

STRAY CATSのブライアン・セッツァーがソロ期を挟んだ後に、ホーンセクションと組んだビッグバンドの3rdアルバム。ロカビリー精神は変わらず、アップテンポのロックンロールにサックスやトロンボーンやトランペットが加わることで、スウィングもしくはジャンプ・ブルースというカテゴリーの音楽になるらしい。確かにホーンは目立つけど、音が分厚くなったブライアン・セッツァーに他ならない。つまりはSTRAY CAT’Sからのファンも納得の1枚ということで、3枚目にしてようやく全米トップ10入りを果たしたのでした。”Jump, Jive an’ Wall”と”Sleepwalk”(インスト)がそれぞれグラミー賞を受賞。プチ・スウィング・ブームを巻き起こしたとか。古き良き時代のアメリカを思い出したか。アルバムはオープニングの”This Cat’s on the Tin Roof(熱いトタン屋根の猫?途中デイヴ・リー・ロスばりのスクリーム!)”から2曲目”Dirty Boogie”そして3曲目”This Old House(恋のロカビリーハウス)”と、らしさ全開の序盤戦。中盤にはSTRAY CATSの代表曲”Rock This Town(ロックタウンは恋の街)”のセルフカバーがドンと控えている。が大好きな曲だけにホーンが邪魔(笑)。ハードボイルドなジャケも素敵。タイトルトラック若しくは”Switchblade 327”あたりがこのジャケにピッタリの世界観かな。ボギーが出てきそうなやつね。”You’re the Boss”ではNO DOUBTのシンガーとデュエットを披露。エルヴィスの如く気持ちよさそうに歌ってらっしゃる。歳相応に理想的な変化を遂げた稀有なアルバムだと思う。



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