Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

BEE GEES

BEE GEES(UK/英)

#362 / BEST OF BEE GEES / 1969

★★★★★

Bee Gees best of

おそらく「小さな恋のメロディ」をきっかけに知った、バリー、ロビン(2012年没)&モーリス(2003年没)、ギブ三兄弟のボーカルグループです。ちなみにアンディというアイドル歌手の弟もいましたが88年に30歳の若さで亡くなってしまいました。63年オーストラリアでアルバム・デビューという超古株です。つまりBEATLESやBEACH BOYSBOB DYLANCARPENTERS、SIMON&GARFUNKELなど、60年代前半にデビューして、その後長きにわたって活躍し、それぞれのブランドを築き上げた人たちの仲間ってこと。ビートルズに次ぐヒット曲を生み出したビッグネームなわけですよ。ディスコでフィーバーした時期の曲もそれはそれで面白いけどね、やっぱり初期から「小さな恋のメロディ」のサントラあたりまでが想い出深い。メインで歌っているのはバリーで、トラボルタな時代こそファルセットを武器にしていましたが、それ以前の作品において特徴的なのは例の憂いを帯びたビブラートですよね。そんなわけで便利な初期のベスト盤(全英7位/全米9位)です。’67“Holiday”(全米16位)、’68’I’ve Gotta Get A Message to You/獄中の手紙”(全英1位/全米8位)、’68”Words”(全英8位/全米15位)、’68”I Started A Joke”(全米6位)、’69“First of May/若葉のころ”(全英6位/全米37位)、’67”World”(全英9位)、’67“Massachusetts”(全英1位/全米11位)、’67“New York Mining Disaster/ニューヨーク炭鉱の悲劇”、’67“To Love Somebody”(全英41位/全米17位)などを収録。どれもこれも懐かしい。「小さな恋のメロディ」は71年作品なので今作には含まれず、続編であるVolume 2(‘67~’72)に収録されています。さらに、セカンドブレイクとも言える「サタデーナイトフィーバー」は77年ということで、それ以降にリリースされたベスト盤も1枚押さえておかないと画竜点睛を欠くことになる。



#442 / BEST OF BEE GEES VOL2 / 1973

★★★★

Bee Gees best of vol 2

“In the Morning”(オリコン36位)と“Melody Fare”(同3位)のためにコレを買う勇気がありますか?どちらも映画「小さな恋のメロディ」の挿入曲だから、映画のファンであればサントラ盤でしょうね。ビージーズ限定ではなくなってしまうけれど、映画の場面が連動して思い出されるからむしろその方がいい。本国ではさっぱりだったらしいが日本では大ヒットした映画だから、同世代の根強いファンがたくさんいるはず。オープニングの金魚、楽器試験の控室、雨宿り、メロディの父親の困り顔、爆弾作りに没頭するクラスメート、結婚式、教師との大乱闘、トロッコのエンディングなど、甘酸っぺえ青春時代が蘇ります。日本のみでシングルカットされたこれら2曲を聴くとね、結局映画を観る展開になったりするのよ。今作は69年~72年のベスト盤で、この期間のシングル曲はすべて収録されています。前出曲以外だと“How Can You Mend a Broken Heart/ 傷心の日々”(全米1位)と“Run to Me”(全米16位/全英9位)が馴染みのある曲なのね。特に前者は、当時エアチェックした音源を聴いていたのですが、テープの最後に録ったから曲が途中で切れており、長らくそこまでしか聴いたことがなかったから印象的でね、今でも途切れていた箇所はハッキリわかる。何ならそこで曲が終わらないと違和感があったりして(笑) カセット世代あるあるだね。映画「サタデー・ナイト・フィーバー」絡みの曲が聴きたければ、それを含むベスト盤もあります。ビートルズより古株の大御所ゆえ多様なベスト盤が出てるからね、好きな1枚を選ぶがよろしい。アレが抜けてる、コレが抜けてるなんて場合でも、ベスト盤を3枚揃えれば満足できると思います。



#736 / ODESSA / 1969

★★★★

Bee Gees odessa (320x320)

御存知ビージーズの6thアルバムです。65年にデビューアルバムをリリースしてから順調に作品を重ねてまいりました。そして迎えた69年、BEATLESがグループとしての晩年を迎え「サージェントペパー」等で音楽に変革をもたらした時代、その影響を受けたコンセプト作品になりました。同年ではありますが「クリムゾン・キングの宮殿」リリースより前ですね。ついでに言うとアメリカで開催された伝説のウッドストックより数か月前なんだな。当初は2枚組で発売されました。オープニングのタイトルチューンからちょっと異質です。クラッシック系のインストも配しており、プログレッシブな作品です。そんな楽曲に混じってお得意の楽曲が登場すると、それらが一層際立つという仕組み。盛り上げるための捨て曲ってわけじゃあるまいが(笑)結果的にそうなっちゃってるんだな。ちなみに「それら」ってのは…わが青春の「小さな恋のメロディ」の挿入歌である“Melody Fair”(日本では超有名曲)と“First of May”(若葉のころ、映画の場面が思い浮かぶ)と“Give Your Best”(ファニーな変化球)だね。一見シンプルなジャケですが、アナログ当時はベッチン素材だったそうです。豪華だけど埃が付きそうだよね(笑)



#1488 / THE VERY BEST OF THE BEE GEES / 1990

★★★★★

Bee Gees very best of (320x320)

「サタデー・ナイト・フィーバー」絡みの楽曲目当てで手に入れた3枚目のベストアルバム。なかなかどうして、あらためて聴いてみると、ディスコヒット期もやっぱり想い出深いって事に気付く。青春時代のヒット曲というのは、たとえ受動的であってもずっと頭の片隅に残ってるものなんだな。このベスト盤で言うと11曲目以降ってことになりますが、知ってる曲ばかり。さすがに80年代後半の2曲は馴染みがなかったけどね、全英1位を獲得した楽曲だったいするから面白い。ドラマか何かに使われて売れたのかね。とにかくイギリスでの人気をもとに編集されたベスト盤ということらしいゆえ、アメリカでヒットして日本でも売れた曲が抜けてたりするわけね。古めの曲と差し替えてくれたら文句なしだったかな。こりゃ全米チャートを元にしたベスト盤も必要かもね(笑) とまあ一応注文はつけておくとして、タイトルに恥じぬ素晴らしい選曲ではないでしょうか。ちょいと懐かしむにはお勧めのアイテムです。珍しく収録曲を載せてみますが、個人的に興味深かったのは全米と全英の温度差だったので、そちらも合わせてご覧くださいませ。
1. ニューヨーク炭鉱の悲劇1967
2. ラヴ・サムバディ 1967 全米17位 全英41位
3. マサチューセッツ 1967 全米11位 全英1位
4. ワールド 1967 全英9位
5. ワーズ 1968 全米15位 全英8位
6. 獄中の手紙 1968 全米8位 全英1位
7. 若葉のころ 1969 全米37位 全英6位
8. 想い出を胸に 1969 全米73位 全英2位
9. Saved by the Bell 1969
10. ラン・トゥー・ミー 1972 全米16位 全英9位
11. ジャイブ・トーキン 1975 全米1位 全英5位
12. ブロードウェイの夜 1975 全米7位
13. ユー・シュッド・ビー・ダンシング 1976 全米1位 全英5位
14. 愛はきらめきの中に 1977 全米1位 全英3位
15. More Than a Woman 1977
16. ステイン・アライブ 1977 全米1位 全英4位
17. 恋のナイト・フィーバー1977 全米1位 全英1位
18. 失われた愛の世界 1978 全米1位 全英3位
19. 哀愁のトラジディ 1979 全米1位 全英1位
20. ユー・ウィン・アゲイン 1987 全米75位 全英1位
21. オーディナリィ・ライブス 1989 全英54位



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