Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ASIA

ASIA(UK/英)

#559 / ASIA / 1982

★★★★

Asia (320x320)

所謂スーパーグループのデビューアルバム「詠時感~時へのロマン」です。ジョン・ウェットンが目指してきた売れるポップ・プログレとでも申しましょうか。結果的に“Heat of the Moment”が売れました。今回ウェットンに合流したのは…YESが分裂した時期だったこともあってスティーブ・ハウとジェフ・ダウンズ、さらにEL&P組のカール・パーマーでした。キース・エマーソンを起用する案もあったとか。ウェットンとハウを引き合わせたのは、かつてUK結成の前段階で、ウェットンとブラッフォードとウェイクマンのスーパートリオを画策した人らしい。メンバーの豪華さはともかく、洗練されたポップな雰囲気のプログレ(プログレ畑の人たちが集まっただけで音楽そのものはプログレの範疇で語られないこともしばしば)なので当時はまったくハマらなかったよね。そこそこ年齢を重ね趣味嗜好も多少の変化があったから今では普通に聴けるけど。さてスーパーなメンバーをもう一度確認してみると…元YESで元KING CRIMSONで元EL&Pで元URIAH HEEPで元ROXY MUSICで元WISHBONE ASHで元UKで元BUGGLESなんだよ。凄いよね。では問題です!誰がどこの“元”でしょうか?



#824 / ALPHA / 1983

★★★★

Asia alpha (320x320)

スーパーグループの2ndアルバム。同じメンバーだよ。“Don’t Cry”収録。まあ前作同様アダルトプログレ路線は変わらず。美しいジャケットから想像される通りの平和で近未来で全体的にヴェールがかかったような夢見心地な音楽とでも申しましょうか。ジョン・ウェットンはともかく他のビッグネームたちに関しては、こういう方向性で演っている限りその存在に気付かないよね。「すっかり丸くなっちまったなぁ」という表現が不適切な場合「洗練された」という言葉に差し替えられることが多いみたいだけど(笑)
大御所たちの真意や如何に。





#1746 / AREA / 1994

★★★

Asia aria (320x320)

ジェフ・ダウンズ主導ASIAの2枚目、通算5枚目のアルバムです。ジョン・ウェットンはもとより、スティーブ・ハウもカール・パーマーもいません。ギターはアル・ピトレリであり、もはや何だかなあという感じ。デビュー作と2ndはヒット曲もあるしね、なによりレジェンドが集っているという事実がスペシャルなわけだ。個々のポテンシャルを敢えて封印する新しいスタイルのプログレ、良くも悪くも後のプログレ世代の雛形になりました。ところがどうだい!? 中古で見つけて買ってみたコレ、もはやAORだね。アル・ピトレリのギターだけがちょっとだけ主張しているものの、これがASIAとはね、ノーヒントで聴かされたら気付ける要素がございませんよ。ASIAはスーパーグループじゃないとね。このメンツでASIAを名乗っちゃダメでしょ。ロジャー・ディーンのジャケだけは素晴らしいです。まあ継承者の証ともいえる。ASIAとARIAのロゴを揃えたね。「ASTRA」や「AQUA」とは違うパターンが美しい。



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