ABBA
ABBA（Sweden/瑞典）
#141 / GOLD / 1992
★★★★★★
ご存知、本国スウェーデンのスーパースターにして、世界的なポップグループです。グループ名は、メンバー4名（男女2名ずつ、後にそれぞれが結婚）の頭文字（アグネタとビョルン、ベニーとフリーダ）を並べたもの。ん？フリーダ!? アンニ＝フリッドの通称ですって。最初のヒットは1974年の”恋のウォータールー”で、75年”悲しきフェルナンド”、”SOS”がそれに続きます。そして、76年の”ダンシング・クイーン”がワールドワイドなヒットを記録して世界中に知られることになります。その後も”ママ・ミア”、”ノウイング・ミー・ノウイング・ユー”、”テイク・ア・チャンス”、”チキチータ”、”ギミー・ギミー・ギミー”、”マネー・マネー・マネー”、”ヴーレ・ヴー”など、81年まで（79年と81年にそれぞれ離婚）の間にヒット曲を連発したのでした。そして83年解散。ビートルズやカーペンターズ同様、どこかで何かしら聞き覚えがあるでしょう。ミュージカルや映画のおかげでちょいちょいリバイバルヒットしてるからね。個人的には”ダンシング・クイーン”と”ママ・ミア”が特に思い出深い、ABBAのツートップです。一家に1枚ABBAということで…ヒット曲の連続攻撃にやられっぱなしのコレ（ベスト盤）をお薦めします。全英1位アルバムで、全世界で約3000万枚を売り上げているロングセラーらしいから間違いなし。ちなみに、ハードロック界にもABBAのファンが多いのね。リッチー・ブラックモアやインギー、レッド・ツェッペリンのメンバーがその代表でしょうか。それとはまた違った意味かもしれませんが、北欧方面のヘヴィメタル・バンドがちょいちょいカバーしてたりもします。マンマミーア（オーマイガッ）！
#267 / ARRIVAL / 1976
★★★★ ★
初の全英1位を獲得した4thアルバムです。全米20位、日本では3位に輝いています。アバのようにシングルヒット曲を連発している場合はベスト盤に限る（実際スタジオアルバムよりベスト盤の方が多かったりする）ということで、先んじて「GOLD」を紹介してみたわけですが…もっと聴きたくなったら、お気に入りの曲を収録したオリジナルアルバムってことになりますよね。個人的には“Dancing Queen”（世界13か国で1位：売上300万枚）か”Mamma Mia”で悩むところですが、とりあえず世界中で大ヒットした前者を収録した今作で1976年にタイムスリップ！否、この場合は自ら発動しているからタイムリープか。ちょうど洋楽に目覚めた時期と重なっている故、思い入れが大きいのね。流石のアバ作品、その他にも “Knowing Me, Knowing You”、“Money, Money, Money”、”That’s Me”、”My Love, My Life”を収録。ちなみに、アバ絶頂期の78年時点での総収入は、母国の自動車メーカー「ボルボ」のそれに匹敵するほどだったとか。世界中で売れるとはこういうことなんだね。
#522 / ABBA / 1975
★★★★
好きな1曲（想い出の1曲）のためにアルバムを買ったっていいじゃないか！
経験上、好きな1曲に共通する何か（その時代の香り）がアルバム全体にも漂っている例が多いので、後悔はしないと思う。とは言うものの…
金銭的余裕が無い人は、その曲が自分にとってどれほど価値があるものなのか、よ～く考えてからにしましょう。
想い出の1曲は映画も記憶に新しい“Mamma Mia”です。
“SOS”や“I do, I do, I do, I do, I do”も入ってるよ～。
