Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

近田春夫&ハルヲフォン

近田春夫&ハルヲフォン(JPN)

#32 / 電撃的東京 / 1978

★★★★★★★

電撃的東京 近田春夫&ハルヲフォン (320x316)

大変お世話になった日本を代表するカバーアルバムです。近田先生の絶妙なアレンジで、オリジナルを越えてしまった楽曲が目白押しなんですね。最初の出逢いは高校時代。校内の別音楽団体のバンドがコピーしていたのを聴いたのが最初でした。その時は、そのバンドがアレンジしたのかと思ったのですが、確か師匠がハルヲフォンを知ってたんじゃなかったかな。時は流れて浪人中…このコピーモノのコピーを、私(Vo)と師匠(G)とトグソ(Ds)のオリジナルメンバーに加え、師匠の友だち2名(G&B)でやろうってコトになってね、スタジオに入ったのは1回だけだったんだけど、その一発勝負は大きめのラジカセでしっかり録音しました。コレがなかなかいい音で録れたのに、当日は風邪気味で…後にオーバーダビングで歌を加えたって話なんだね。録音したのは“東京物語(森進一)”と“ラスト・ショー(ジャニーズ・ジュニア・スペシャル)”と“情熱の砂漠(ザ・ピーナッツ)”と“ブルドッグ(フォーリーブス)”と“人間狩り(ピーター)”と“恋のTPO(ハルヲフォンのオリジナル)”でリードギターを師匠ともう一人が半分ずつ分け合ってましたな。その後30歳を過ぎた頃にも別メンバーで再度コピーしましたね。ドラマーがギターを担当する完全なお遊びバンドだったけど、ビデオ撮影しておいたおかげで、盆と正月に集まると鑑賞会になったりしてね、何度見ても笑えるネタになってます。この奇跡の1枚を作った近田先生は、今トランスにハマっているとタモリ倶楽部出演時に仰ってましたが、この仕事は実にクールだったと感謝したい。”星くず兄弟の伝説”も面白かったよね。



#1516 / 星くず兄弟の伝説 / 1980

★★★

近田春夫 星くず兄弟の伝説 (320x320)

ハルヲフォン解散後にバックバンドになったBEEFがジューシィ・フルーツとして売れっ子になってしまったため、ソロ名義で製作されたアルバムです。映画「ファントム・オブ・パラダイス」に触発された、架空のロック・ミュージカル映画のサントラというコンセプトだそうだ。しかしどうだ?イントロとアウトロを配している以外、コンセプト作品という雰囲気は希薄ですよね。加えて曲が面白くないときたもんだ。そんな中、コンセプトの中心でもありシングルカットされた表題曲だけはいいです。コレだけは時間をかけて作ったのでしょう。曲調は青春ソングの焼き直し的なものですが、曲構成がよく練られていると思います。1曲の中にイントロダクションと不思議なアウトロがあり、コレだけでもコンセプトが完結している気がする。こうなると他の曲はいらない。アイデアが不足してるのに無理やりアルバムを作るとこうなっちゃうね。やっぱハルヲフォンが良かったな。「電撃的東京Ⅱ」はもう無理だな~。



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