地獄の黙示録
地獄の黙示録
#27 / Apocalypse Now / 1979 / US
監督/製作/脚本/音楽: フランシス・フォード・コッポラ 脚本:ジョン・ミリアス 撮影:ビットリオ・ストラーロ(撮影賞) 音楽:カーマイン・コッポラ 出演:マーロン・ブランド マーチン・シーン ロバート・デュバルほか
アメリカン・ニューシネマの総決算であり、ベトナム戦争の狂気の総決算とされている作品。カンボジアの奥地で原住民の王国を築いたカーツ大佐(マーロン・ブランド)を、軍の指令でウィラード大尉(マーチン・シーン)が暗殺に行くというストーリー。戦場の狂気を代表するのはキルゴア中佐(ロバート・デュバル)。ワーグナーの“ワルキューレの騎行”が印象的だ。ナパーム弾が王国を殲滅するラストは圧巻。巨神兵の一撃に匹敵する迫力です。そりゃあ予算もオーバーするって。ちなみに、ウィラード役はスティーブ・マックイーンが先にオファーされてたとか。ブランドとマックイーンの黙示録…見たかったね~。