吉田拓郎
吉田拓郎(JPN)
#899 / ベスト・セレクション / 1995
★★★★★
「陽水派だったから」というのが拓郎を聴いてこなかった理由になるかどうかわかりませんが…当時のアルバムを1枚として丸ごと聴いたことはないんだね。有名曲を単品で聴いていただけ。結果的に結構な数の曲を知ってるんだけども、以上の理由からとりあえずウチに唯一あるこのベストアルバムをご紹介。1枚ものです。個人的好物としては“今日までそして明日から”と“結婚しようよ”と“旅の宿”と“夏休み”と“落陽”(といえばあの「かぐや姫」の山田パンダ。高校時代、予餞会に呼ばれたにもかかわらず、ブーイングに怒って帰ってしまったと深商の友だちにきいたのを思い出す)と“人生を語らず”と“襟裳岬”(御存知森進一ヴァージョンも不朽の名作)が入ってます。ただしこのCD選書は“ペニーレインでバーボン”が「つんぼ桟敷」のせいでカットされたものなんですね。個人的には若干の物足りなさはあるかな。ここに“イメージの詩”と“となりの町の御嬢さん”と“ああ青春”も収録されてたら★一つUPというところでしょうか。どうせ買うなら「ゴールデン☆ベスト」(2枚組)あたりの方がいいかもね。