ビリー・ザ・キッド 21才の生涯
ビリー・ザ・キッド 21才の生涯
#108 / Pat Garrett and Billy the Kid / 1973 / US
監督:サム・ペキンパー 制作:ゴードン・キャロル 脚本:ルディ・ワーリッツァー 撮影:ジョン・コキロン 音楽:ボブ・ディラン 出演:クリス・クリストファーソン ジェームズ・コバーン リチャード・ジャッケル ケティ・フラド チル・ウィルス ジェーソン・ロバーズ ボブ・ディラン R・G・アームストロング ルーク・アスキュー ジョン・ベック リチャード・ブライト チャールズ・マーチン・スミス リタ・クーリッジほか
ペキンパー監督お得意の男臭さ全開のアメリカン・ニューシネマです。ビリー役のクリスは後に「ガルシアの首」や「コンボイ」でも起用されるペキンパー組。クリスはフォーク・シンガーなのね。なんとジャニス・ジョプリンが「Pearl」で彼の曲をカバーしてるんだよ。この映画には恋人のリタ・クーリッジも出演。彼女もシンガー。後に結婚してます。まあ離婚もしてます。更に!フォークの神様ボブ・ディランも共演。これは衝撃!主題歌を担当しててもちろん文句なし。ナイフ名人の飄々とした演技?もキャラにピッタリ。パット・ギャレット役は大御所ジェームズ・コバーンですよ。個人的にはリー・ヴァン・クリーフなんだけど(Sabata!)ね。ミュージシャン3人のキャスティングでストーリーは二の次になっちゃうけど面白い映画だよ。異色のウエスタンだ。最後は無法者から保安官になった旧友のギャレットに撃ち殺されるんだけどね。哀愁漂うラストシーンなわけです。