Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ストロベリー・パス

ストロベリー・パス(JPN)

#1375 / 大烏が地球にやってきた日 / 1971

★★★★

ストロベリーパス 大烏が地球にやってきた日 (317x320)

当時の凄腕ギタリスト成毛滋とつのだ☆ひろ(フード・ブレイン脱退後)のプロジェクトだよ。演ってるのは、かのウッドストックに影響されたと思しき音楽ですが、特にインスト部分がカッコよくて結構楽しめます。成毛先生のギターを再評価しましょう。ストロベリー・パスとしては貴重な唯一作で、つのだ☆ひろの代名詞“メリー・ジェーン”が収録されていることで有名。ちなみにここでは“Mary Jane on My Mind”です。オープニング曲のみ柳ジョージがゲストヴォーカルで、残りの楽曲はつのだ☆ひろが歌ってます。まだそれほどファットではない歌唱が初々しい。ぶっちゃけ“メリー・ジェーン”以外はすべて柳ジョージで良かったと思う。3曲目はプロコル・ハルム“青い影”のインスト版という趣。一番の驚きはこのオルガンも成毛先生だということ。フード・ブレインつながりで柳田ヒロだと思ってたよ。4曲目は成毛先生のギター教室開講です。これはTEN YEARS AFTER風。つまりアルヴィン・リーね。#8ではつのだ先生のドラム教室もあります(笑) “メリー・ジェーン”だけはさすがに浮いてるんだけども、女声スキャットや疑似ストリングス(これも成毛先生?)がイタリアンもしくはフレンチ・プログレのように聴こえなくもない。泣きのギターソロもいい。ラストのタイトルチューン“When the Raven Come to the Earth”は大烏が飛んでくる素敵なインスト。“メリー・ジェーン”以外のヴォーカル曲は総じてちょっと古めかしく魅力に欠ける。YARDBIRDSとかCREAMとかウッドストック以前の焼き直しだね。だったらフード・ブレインのように全編インストで良かったかも。ジャケの大烏は石森章太郎作。このあと高中正義をベースに迎えフライド・エッグを結成します。



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