シーナ&ザ・ロケッツ
シーナ&ザ・ロケッツ(JPN)
#1140 / SUPER BEST OF SHEENA&the ROKKETS / 1996
★★★★

シーナさんが亡くなりました。バレンタインデーとは実にシーナさんらしいじゃないか。我々世代にとってはビッチ感が魅力のセックスシンボルだったからね。歌が下手なのもご愛嬌、ステージパフォーマンスでファンを魅了するわけ。そもそも旦那の鮎川誠氏だってギターが上手いわけじゃないのに、彼がブラックビューティーを掻き鳴らす様はとても絵になるわけで、存在そのものがロックなんだね。“ユー・メイ・ドリーム”のヒットが80年。デビュー以来浅草ニューイヤーロックフェスティバルの常連でテレビ放映の際に目にしたのが最初なのかな。とにかく知ってたから、ブレイク前夜となった夜ヒット初出演を見た記憶がある。良くも悪くも一番耳にしたのは“レモンティー”(TRAIN KEPT A ROLLIN’の替え歌でライブの定番曲。「スネークマンショー」にも収録)だね。名前の由来はRamones の Sheena is a Punk Rockerらしい。とりあえずラモーンズが好きなのは間違いない。ROKKETSの方はロックと本名の悦子さんを足したものだとか。ロック悦子(ROCK+ETSU→ROKKETS)ね。馴染みがあるのは前出曲とバットマンのテーマですね。