VICIOUS RUMORS
VICIOUS RUMORS(US/米)
#462 / SOLDIERS OF THE NIGHT / 1985
★★★★
BURRNでの高得点を受けて確かタジ(同級生)が速攻で買ったんだよね。曲が速くてギターも速弾きってだけで嬉々としてた時代だったからね、そりゃあもう大騒ぎさ。だからヴィシャス・ルーマーズといえばコレがイチオシになっちゃうな。この1stはジェフ・ソープ&ヴィニー・ムーアのギター・コンビなんだけど、実はヴィニーをデビューさせるためにマイク・ヴァーニーがバンドを利用したとのこと。当然ヴィニーはこれ1枚で脱退します。そして現在はまさかのUFOのギタリスト。なので、ネオクラギターが炸裂するこのアルバムは後の作品と比べて異色なんですね。コレを期待していたので2ndアルバムはちょっとがっかりしましたな。ヴォーカルのゲイリー・セント・ピアー(元HAWAII)もこの1枚で脱退。ヴィニーの抜けた穴は強力なヴォーカリストで埋めようか…みたいな!?
#1278 / DIGITAL DICTATOR / 1988
★★★★
USパワーメタルバンドの2ndアルバムです。今回から参加した故カール・アルバート(Vo)とジェフ・ソープ(G)の2枚看板となりました。バンドを利用して脱退したヴィニー・ムーアの後釜はマーク・マクギーです。期待が大きかっただけに、まあ正直がっかりしたかな。聴くべきところはあるけど、正統派すぎて曲自体があまり面白くないかも。この時期たくさんのパワーメタルバンドがいたわけですが、タイム感がイマイチのギタリストが多い中、ジェフ・ソープの腕前はぶっちぎりですね。ヴィニーほど弾き倒さなくてもアピールできるってことだよ。新加入のカール・アルバートも流石の歌唱力(日本人のシンガーで似たような声の人がいる)です。コレを実質的なデビュー作とすれば及第点はクリアしてる。バンド史上最高傑作と言われている「WELCOME TO THE BALL」への布石ってことで。