Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

VALENSIA/VALENTINE

VALENSIA/VALENTINE(Netherlands/蘭)

#1240 / V / 1999

★★★★

Valensia Valentine V (318x320)

好意的なレビューがあまりないのはオリジナリティの欠如ってことなのかな。でも個人的にはそんなことは関係ございません。とにかくあの全盛期のQUEEN的なものを提示してくれりゃそれでいいのだ。なのでこのアルバムは楽しめた。さすがにオープニングの“TOKIOっ娘”にはビビったけどね。よくある勘違いで使用される中華メロなんだもの。コレを演ってるうちは真の日本通とは言えないな。でも2曲目以降を聴き進むと…もうそんなことは吹っ飛んじゃうね。コレはもうQUEENのパロディといってもいいくらいの徹底ぶりだ。しかも「オペラ座の夜」や「華麗なるレース」の頃、つまり待ちに待った全盛期のQUEENですよ。“マーキュリアン・ミステリー・マーチ”がハイライト。文句なしにマーキュリーです。中盤の“Lion”はQUEENを飛び越してSWEETになっちゃたね。もうちょい“Fox on the Run”臭を消すべきだったかな。まあQUEENがリスペクトしているであろうバンドだから…ご愛嬌ってことで目をつぶろうか。気になるのはヴォーカルだな。リードヴォーカルはすべてヴァレンシアに担当してほしかった。ヴァレンタインはコーラスに徹するべきだ。どうしてもヴァレンタインが歌うのであれば、その楽曲はブライアン・メイ風、もしくはロジャー・テイラー風じゃないとね。ヴァレンシアのフレディ似の声質を最大限に活かすべし!QUEENフォロワーの二人が手を組んで究極のリスペクトアルバムが出来たんじゃないかな。この3年後に再び共演する「ヴァレンタインVSヴァレンシア」は未聴ですがいずれ聴いてみたい。



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