Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

THERION

THERION(Sweden/瑞典)

#959 / THELI / 1996

★★★★

Therion theli (320x320)

デスメタルからシフトしてクラシックとメタルの融合を夢見るクリストフェル・ヨハンソンのバンドの5thです。オーケストラ役の鍵盤陣(クリストフェルの他にゲスト2名)と2組の合唱団(ソロ歌手も2名)が全編にフィーチャーされたアルバムになりました。シンフォニックな雰囲気を醸す事には成功していますが全編このパターンだとちょっと飽きるかな。ちなみにEDGE OF SANITYのダン・スウォノもゲスト参加。個人的にアルバムの目玉は悲しいかなSCORPIONSの名曲“Fly to the Rainbow”のカバーなんですが(クリストフェルはULI ROTHをリスペクトしているらしい)日本盤のボートラなので絶対に日本盤を入手しましょう。出だしのアコギパートはカットして…♪I don’t live today♪から ツインリードになだれ込むパートから始まります。♪Fly…fly to the rainbow, far away so far away♪と歌っちゃってるところが凄く斬新でした。原曲でウリが弾いてるフレーズにヴォーカルを乗せちゃったんだね。やらかしてくれたなと言いたいところなんだけど…コレが斬新でいい。



#1458 / VOVIN / 1998

★★★★

Therion vovin (320x320)

CERTIC FROSTの「TO MEGA THERION」からバンド名を頂いたシンフォバンドの6thアルバムです。クラシック+メタルという概ね前作路線で纏まりました。クリストフェルの声は無くなったものの、大仰な曲展開、オーケストラ、男女混声のコーラス隊、ラストのカバー曲…ジャケを除いては前作「THEIR」と連作と言ってもいいくらいです。次の作品では更なる深淵(クラシック音楽方面)に足を踏み入れておりますゆえ、デスメタルの名残が多少なりとも残る(ほぼないけど)最後のアルバムという印象です。悲しいことに、今回もボートラカバー曲が一番の注目曲かもね。日本盤限定かは不明ですが今回のボートラはLOUDNESSの“CRAZY NIGHT”でした。他にいくらでもありそうだが、コピーしやすい曲だったのかな。ベタすぎて潔い選曲じゃないか。その他“The King”というタイトルの曲はACCEPTのカバー。ラルフ・シーパースがゲスト参加してます。



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