Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

TAROT

TAROT(Finland/芬蘭)

#1223 / TO LIVE FOREVER / 1993

★★★★

Tarot to live forever (320x320)

ベースヴォーカルのマルコ・ヒエタラのバンドです。かのZEROコーポレーションから出た3rdなんだね。この時期飛ぶ鳥を落とす勢いだったZEROコーポレーション。よくレーベル買いしたよね。いいバンドが多からZEROなら大丈夫だろみたいな。URIとかZENOとかUFO(MSGも)とかRIOTとかJUDAS PRIESTなんかもリリースしてたんだぜ。さてTAROTですが…マルコのワンマンバンドといっていいでしょう。声質(艶系)および歌い方(ビブラート)に特徴あり。ARTILLERYのヴォーカリストが絶叫を抑え気味にした感じ(分かるかな~?)かな。御大ロニーっぽさも大いにある。要するに歌い上げちゃう系なんだね。後にSINERGYやらAMORPHISやらAYREONやら引っ張りだこのご様子。現在はNIGHTWISHに納まってるのかな。演ってるのは緩急自在の北欧パワーメタルだね。ギターも頑張ってる。御存知BLACK SABBATHの“Children of the Grave”のカバーを収録。



#2051 / STIGMATA / 1995

★★★★

Tarot stigmata

ベース&ヴォーカルのマルコ・ヒエタラとギターのザッカリー・ヒエタラ兄弟率いる北欧パワーメタルバンドの、前作「TO LIVE FOREVER」から実況録音盤「TO LIVE AGAIN」を挟んでリリースされた4thアルバムです。STIGMATAとはラテン語で所謂「聖痕」という意味。聖痕とはキリストが磔刑(そういえば前作のジャケも…)の際に負わされた数々の傷…釘を打たれた左右の手足、その死を確認するためにロンギヌスの槍で突かれた脇腹の傷、さらには十字架を背負わされた際に付いた背中の傷、荊冠による額の傷などの事。または信者に顕現する類似の傷を指すらしい。オープニングの”Angels of Pain”と中盤の”Race the Light”が元気チューンのツートップ。2曲目の”E.T.I”とエンディングのタイトルチューンがミッドテンポの長尺曲。前者はトニー・マーティン在籍時のBLACK SABBATH的であり、後者はディオ御大在籍時のBLACK SABBATHみたいで、どちらも適度にプログレッシブでもある。全体的にオルガンが割と目立っているところも特徴か。マルコの声はやっぱり艶があっていいね。堂々とした歌いっぷりも然り。そうそう、アルバムに彩を添えるアコースティック曲”Sleepless”の味わい深いヴォーカルも素敵です。



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