Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

STEVE HOWE

STEVE HOWE(UK/英)

#469 / BEGINNINGS / 1975

★★★★

Steve Howe beginnings (320x318)

ご存知YESのギタリスト。メンバー全員がソロアルバムを制作したときの1枚がこれ。当然YESで披露しているフレーズがあれこれ登場します。フォーク、カントリー、アコギと相性バッチリのバロック音楽など…ハウのルーツなのかね。で、これまた当然ながらギターが目立ってかっこいい。“Ram”あたりはYESのアルバムでも披露されるお得意のやつだね。ヴォーカルを担当するのもハウ自身ですが結構イケてる。ヴォーカル曲が多いのは意外でした。助っ人はYESファミリ―のアラン・ホワイト、ビル・ブラッフォード、パトリック・モラーツ。あとは3曲目にGRYPHONのメンバー3名が参戦。バロック調の楽曲で演奏しているのかと思いきやそうではなかったんだけどね、コレはコレでさすがに風変わりな仕上がりに(笑) 概ねYESで封印していたものを演ってみたって感じなのかな。個人的にはほぼインストの2ndソロの方が好きかな。ジャケもYESの流れでロジャー・ディーンだよ。



#1108 / THE STEVE HOWE ALBUM / 1979

★★★★

Steve Howe the steve howe album (320x317)

レジェンドの2ndソロアルバムです。いつものように色んなギター(中ジャケに使用楽器の写真あり)で色んな音色で色んな楽曲が楽しめます。YESのアルバムにアクセントとして入ってるようなアコギ作品プラスアルファで構成されているのは前作同様。ラストはヴィヴァルディのクラシック大作。とりあえずYESのようなプログレ要素は少ないけど弾きまくってるからいいんだよね。今回はほぼインストです。おかげで、いい声の女性ヴォーカル(クレア・ハミル)が印象に残ります。その5曲目はYES風だな。ファミリーからは今回もビル・ブラッフォードとアラン・ホワイトとパトリック・モラーツが参加。他、知名度が高いところだとJETHRO TULLのクライヴ・バンカーが参戦してます。プログレ括りならファミリーだね(笑) ジャケはもちろんロジャー・ディーン。



#1783 / TURBULENCE / 1991

★★★★

Steve Howe burbulence

干支一周ぶりの3rdソロ・アルバム「乱流、動乱」です。オールインスト・アルバムとなった今回の助っ人は…ビル・ブラッフォードとSAXONのドラマー、あとはULTRAVOXのキーボーといったところで、過去のソロ作品に比べるとゲストが少ないかな。ベースは自身でプレイ。それにしても、これはどうしたことか?ハウらしさがほぼ封印されている。ジャケもロジャー・ディーンじゃないよね?いい意味で雑食ギタリストだと思っていたのだが、これだと私レベルの耳では誰が弾いてるのか分からないっす。最近紹介した中ではLE ORMEのギターに音像が近い気がしました。例によってブックレットに使用楽器が記載されており、今回のメインギターはフェンダーのストラト。あとはギブソンのES175Dあたり。相変わらず色んな弦楽器を使っちゃいるが、フレーズもメロも何だか普通だ。やっぱ少なからずリリース当時の状況が反映されるってことか。ABWH(‘89)も合流したYESの「UNION」(‘91)もイマイチ面白くなかったもんな。そんなわけでこれ以降の作品は、再び豪華ゲスト陣を迎えてのBOB DYLANのカバー・アルバム以外未聴でございます。



#2199 / PORTRAITS OF BOB DYLAN / 1999

★★★★

Steve Howe portraits of Bob Dylan

トリビュートアルバム。ソロアルバムとしては9枚目とか11枚目とか。目玉となるゲストシンガーは、ジョン・アンダーソン(YES)、歌姫アニー・ハズラム(RENAISSANCE)を筆頭に、マックス・ベーコン(GTR、BRONZ)、P.P.アーノルド(USソウルシンガー)、フィービー・スノウ(USシンガーソングライター)、アラン・クラーク(THE HOLLIES)、キース・ウエスト(UKロックシンガー)、そしてハウ自身が4曲歌っている。演奏陣では、キーボーに盟友ジェフ・ダウンズ、ドラマーはハウの息子(その名はDYLAN HOWE!そう、敬愛するボブ・ディランから頂いた名前なのですよ)が全面参加。16歳の頃に2nd「THE FREEWHEELIN’」に衝撃を受けたハウが、そこから聴きまくっていた時代の曲なので、概ね60年代のアルバムからチョイスされている。70年代作品である「血の轍」や「欲望」がリアルタイムで、そこから遡って聴いた世代としては、耳馴染みがあった(大幅にアレンジされている故それと気付かないだけかも、曲名は知ってたりするからね)のは”くよくよするなよ/Don’t Think Twice, It’s All Right”くらい。これに関してはハウのギターもしっかり嵌っており個人的ハイライトとしたい。トリビュートを謳うならやっぱ半分くらいはメジャーな曲にしてほしかった。オープニングのジョン・アンダーソン、3曲目のアニー・ハズラム、この波状攻撃にはワクワクしました。



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