Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

SKY

SKY(UK-Australia/英-豪)

#531 / SKY / 1979

★★★★

Sky (300x297)

John Williams(映画音楽の巨匠ではございません)のエレアコが中心という妙な形態のクラシカルなインスト・ロック・グループです。氏はギタリストにしてコンポーザーという感じなのかな。ベーシストの一ハービー・フラワーズはチューバも演奏し、何より作曲での貢献度が大きいみたい。そしてもう一人、CURVED AIRのkey.フランシス・モンクマンも主要メンバーであり、もろろん作曲している。片割れのギタリスト、ケヴィン・ピークも然り。オリジナル曲のほか、今作にはサティのジムノペディのカバーもあり。一応プログレといえばプログレなんでしょうが、ロック、クラシック、フュージョン、ジャズ、、ポップ、インスト、クロスオーバーと、プログレに準じる単語がいくつも思い浮かんでしまう稀有なグループです。「時計の針が12時を回り 昨日から今日への さまざまな出会いと別れのなかで ひそかに奏でるサウンド・メッセージ クロスオーバー・イレブン」で聴いたのが1曲目の“Westway”でした。確か邦題が付いてたはずなんだけど…思い出せない。他の曲だったかな~。「妖精の踊り」か?いやいやコレは2nd収録の”Dance of the Little Fairies”に違いないわけで、つまりは2曲オンエアされたってこと?気になりすぎて「教えてgoo」に投稿したけど全く反応がございません。



#1122 / SKY 2 / 1980

★★★★

Sky sky2 (320x320)

エレアコを駆使した珍品プログレは、湧きだすアイデアが止まらないとばかりに前作以上に絶好調。クラシックとロックの融合ってことなんだろうけどね、何だか明るく爽やかで軽薄。微妙な立ち位置の音楽性でプログレ然とはしてませんが不思議な魅力を感じます。何しろクロスオーバーイレブンで知ったグループだからね、我が青春時代に必聴の番組だったから深く記憶に刻まれているわけで、特に好きなタイプではないはずなのに2~3割増しで良く聴こえてしまう(笑)。件の”Dance of the Little Fairies”はワルツと思いきや5拍子?で、ハービー・フラワーズ(B)が作曲。そのチューバも操るベーシストのコミカルな曲”Tuba Smarties”とか、同12分の大作”Scipio”(前出2曲同様フラワーズ路線曲PartⅠにPartⅡを付け足した結果長くなってるだけ)、さらにはハープシコードの曲とか、トッカータとフーガニ短調のアレンジとか、CURVED AIRのカバー曲(17分に及ぶメドレー)とか、とにかく色んなインストが揃ってるから、前作よりもさらに飽きずに聴けます。クラシック畑のリーダーにしてギタリストのジョン・ウィリアムズ(今回は主にカバー曲のアレンジを担当)だからこそのこの変な感じなのでしょう。このオーストラリア人、変わり者であることは間違いなさそうだ。イギリス人のフラワーズも飄々としたイメージで御同様。国境など関係なく類は友を呼ぶということだね。



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