Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

SILVER STARS

SILVER STARS(JPN)

#11 / 銀星団 / 1979

★★★★★★★

Silver Stars (320x319)

突如現れた謎の覆面集団ということでしたが、BOW WOWを聴いてた我々は…「声もギターも恭司だな」という判定を速攻で下したものでした。テレビ出演時(コレは見逃しましたが第2期は目撃しました)もBOW WOWのメンバーの楽器を使用していたとか。この辺は、敢えてだと思うけど雑だな。隠す気ないもの。ちなみに今ではあのキーボード・サウンドは、後に一世を風靡したファミリーのドンTKだったというのが定説のようですね。様々な憶測が飛び交っているので、当時を知る人は検索してみると楽しいと思います。流動的にすれば正体は絞れまいという考えに変わったのか、最初からそういうコンセプトでスタートしたのか定かじゃありませんが…残した3枚のアルバム(後に1stの路線&メンツで新譜も出た)は明らかにメンバーが違います。演ってる音楽のジャンルもバンドのサウンドも、当然ヴィジュアルも。さてBOW WOWメンバーによる1stです。全体的にテクノ?な味付けはされていますが、基本恭司先輩ですから間違いありません。テクノ風にしときゃバレないだろ、とは思ってないでしょうが(笑)そういう軽いノリも含めてとにかく楽しいです。話のネタになるもんね。ずっとBOW WOWのコピーをしてた流れで、このアルバムからもコピーしました。“地獄如愛妹/Crazy As Hell”と“黄悪徳/Yellow Vice”と“天空警鐘/Warning”でした。“警還徳/Laughin’ Cop”のSEをオリジナル曲に拝借したこともあったよね師匠!“乱調五番/Take Five”のカバーもカッコよかったな。個人的にはBOW WOWだと思って聴いた方が楽しいかも。



#81 / SEE / 1980

★★★★★★★

Silver Stars see (320x320)

謎の覆面集団第2章です。山本恭司印の第1章は殊更思い出深く、内容も素晴らしかったわけですが、覆面の中身が入れ替わったこの2ndの音楽性も捨て難いものがありました。今回はストレートなハードロックです。そこに親しみの湧く和の歌メロが加わるわけですよ。歌詞は英語なのに日本語的だったりする。コレが外国人の発音だとしたら逆に凄いって感じ(笑) 声は汚めで音程も怪しい(甲斐よしひろ的高音域誤魔化し型)けどある意味ポップな歌メロに救われてるんだね。ラフに歪んだギターサウンドにもハマってしまいました。まあ一般的な基準からすると汚い部類の歪みじゃないか?音量もデカいしね。ストレートな音とは裏腹にマルコ・ポーロを主人公に据えたコンセプトアルバム(歌詞だけ?)みたいです。当時テレビで見たのは“Lady Lady Lady”だったかな?歌が下手だった気がする。確認したらYouTubeに上がってました。番組は「ヤングおー!おー!」か。シンガーは化粧してるけど素顔を晒してますな。リバーブに頼らず結構な声量で歌ってはいるけれど、レコードほど声が出てないね。ウォーミングアップが足りなかった?インストの“放蕩息子の帰還/Return of Prodigal Son”と“Teleportion”はコピーしました。個人的には1st同様捨て曲無しの名盤としておきます。コレに関しては師匠も異論はあるまい。ちなみに“Koshien My Heart”という曲が入ってます。「甲子園」だよね。関西系の匂いがするでしょ。今回のメンバーは近畿地方のハードロックバンドか!?「野獣」と印象がダブっているのは私だけでしょうか?コレに続く第3章にはコケましたね。正体が誰かなんてどうでもいいようなロッケンローでした。最新作の第4章は再び恭司印が押され、第1章がお気に入りの方々並びにBOW WOWファンの皆さま必聴です。



#1011 / 再来 / 2006

★★★★★

Silver Stars 再来 (300x300)

第1期銀星団再来。ハードロックテイストが減りました。1曲目から掴みはオーケーなんだけど…コレを楽しめるのは前作を聴いた人だけか!? やっぱり聴き比べるのが面白いと思う。“好色一代男 Sweet Chang”の続編が“好色男二代目 Bitter Chang”(「ムー」のオープニングが頭をよぎるね)となっていたりするわけよ。随所に打ち込み系の音をちりばめてエフェクトをかけた妙な歌い回しは前作同様です。元基先輩みたいな歌も入ってます。“黄悪徳”の要素は“肉体和魂”に受け継がれてるし、“乱調五番”は“最后的咆哮”という同じく5拍子のインストに。ちなみに変拍子はもう1曲ある。ボサノバ調の脳天気な曲のタイトルは“爆弾日和”だって。最後の“金銭偽体大魔王”は“Laughing Cop”風の曲なんですが…まさかのカミングアウト(笑) 「島根」ってキーワードを言っちゃったね恭司師匠。更なる続編はあるのかな。何なら第2期の続編はどうだ!? ※第2期のヴォーカリストIron Kidさんは亡くなったようです。第2期の続編は不可能となりましたね。残念です。



#1358 / RAPE NOISE / 1981

★★★★

Silver Stars rape noise (320x320)

SSSの3rdアルバムですが、1stとも違うし2ndとも違うという代物。買った時にはやっちまったと思ったよ(笑) それもこれも原因は1曲目の“ぶちころせ”さ。誰が演ってるのか知らないが正にぶちこわし、アマチュアレベルのパンクロックなわけ。何しろそのインパクトが強すぎて、なんとなく1度聴いただけでしばしラックに眠っておりました。で今回よくよく聴き直してみたらだ、結構面白いことに気付いたぞと。ぶっちゃけ前作や前々作の足元にも及ばない作品ではありますが、日本語詞のパンク以外は中々良いです。想像するに最低でも2つのバンドが混じってるね。英語詞の演奏は前作のメンバーだと思われます。音程が上がり切らないヴォーカル(故Iron Kid)とザクザクしたギターは間違いなく2ndアルバムのそれだ。残念なのは曲がイマイチってこと。前作レベルを保ってるのは1~2曲止まりかな。パンクバンドとの混成曲ってのもありそう…。どこの誰だか皆目見当がつきませんがジャケではしっかり顔出ししちゃってる。写真に写ってるのは5人だけどね、そんなことはないと思うよ。この面子だけで演っているのだとしたら逆に凄いな。結局このアルバムは売り払いました。



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