Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

SENTENCED

SENTENCED(Finland/芬蘭)

#1424 / AMOK / 1995

★★★★

Sentenced amok (320x320)

最終的にはノーザン・メランコリックメタルと呼ばれていたそうです。多くのメロデスバンドがそうであったように、ゴシックメタルに移行してからのイメージでしょう。初期はメロデスだったけど、みたいなのは北欧の進化パターンとしては定番かも。さっさとメロデスを見限ってしまうからメロデス期が短い。ゆえに結構希少だったりするわけだね。このバンドで言えばデビューアルバムはデス、2ndがメロデス、でイチオシはとても聴きやすいメロデスの傑作3rdということにしてみました。デス声以外は普通のHMに限りなく近い。ブラストビートが無いです。まあ個人的にはありがたいけど。AMORPHISのように、キターの抒情メロとデス声の逆転現象(ギターが歌いデスヴォイスがバッキングに)が起こってるのは、フィニッシュバンドの特徴なのかな。だったらインストでいいじゃないか(実際ラス曲のインストは素晴らしかったりする)…というのは野暮なんですよ。本人達は知っててやってるわけだし、結局足を洗っちゃうし…。まあとにかく、CARCASSから始まった短い旬を楽しもうではありませんか。



#1692 / NORTH FROM HERE / 1993

★★★★

Sentenced north from here (320x320)

フィンランドの民族叙事詩カレワラがコンセプトになっている2ndアルバムです。カレワラとは先祖から伝承された詩や物語を指すものなんだそう。概ね耳障りなデス・ヴォイスだね。曲の緩急はあり劇的な仕上がりではあるのですが…後の音と比較するとデス度高めのメロデス。もしくはメロデス一歩手前のデス(笑)。あまりゴチャゴチャしておらずとりあえずバランスは良いです。次の「AMOK」は普通のHM寄りのメロデスだったから…どストライクのメロデス作品は、この2枚の間にリリースされたEP「LOVE & DEATH」ということになるのかもしれない。正に短い旬でございますな。このバンドの真骨頂は行き着くところゴシックメタルだったわけで、実はその時代の作品にも好きなのがあります。通常ゴスに移行した作品はイマイチなんだけどもそれは例外なのね。そのノーザン・メランコリックな作品に関してはまたの機会に。2005年にバンドは解散。2009年にはギターのミーカ・テンクラが亡くなりました。



#1884 / LOVE & DEATH / 1995

★★★★

Sentenced love & death

「AMOK」と同年にリリースされたミニ企画アルバムです。「AMOK」のアウトテイク・プラスアルファってな感じでしょう。後に「AMOK」とのカップリング盤が出ることからも、そういう捉え方で良さそうだ。日本盤にはボートラとして93年リリースのEPから、IRON MAIDENの“The Trooper”他が追加されて全7曲収録。まずカバー曲一つ目がビリー・アイドルの“White Wedding”、二つ目がボートラ扱いの前出曲で…歌の出だしの音でズッコケたね(笑) ちなみにコーラス部分が2度目のコケポイントになっております。“Obsession”と“Dreamlands”は「AMOK」収録曲のリミックス・ヴァージョン。ボートラ2は「NORTH FROM HERE」と「AMOK」の間の曲だから、ズバリそういう音、強いて言うなら「NORTH…」の方に近いかな。ミニアルバムではありますが、短かかったメロデス期の作品なので貴重かなと。メイデンのカバーはお遊びみたいなものだから特に必要なし。カバー曲抜きのカップリング盤を入手すべし。



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