Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

RORY GALLAGHER

RORY GALLAGHER(Ireland/愛蘭)

#475 / IRISH TOUR '74 / 1974

★★★★

Rory Gallagher Irish tour (320x320)

72年の「ライブ・イン・ヨーロッパ」に続く2枚目のライブアルバムです。当時は2枚組だったらしい。若い頃にはそれほど入れ込んだ記憶もなく、しっかり聴いたのはいい歳になってからという門外漢ゆえ、ぶっちゃけ“Cradle Rock”が聴ければもう満足って感じかな。ナカータに薦められた記憶もあるんだけど…全く興味がナカータな~、なんつって。前年にリリースされたイチオシスタジオアルバム「TATTOO」からは前述曲および“Tattoo’d Lady”と“A Million Miles Away”が収録されています。ロリー・ギャラが-をざっくり知りたいという人は、このライブと「TATTOO」で決まりだね。トレードマークのストラトが渋すぎる。一度盗まれた際、雨ざらしで発見されたのが原因だとか(笑) 安いコピーモデルを買って、すーさんに塗装を剥がしてもらうおうか。



#1031 / TATTOO / 1973

★★★★

Rory Gallagher tattoo (320x318)

アイリッシュ・ブルーズ・ロック・ギタリスト4枚目のソロアルバムです。大好きな“Cradle Rock”が収録されてるってことで買ったのでした。まあ一般的にもスタジオ盤の代表作と言われているようだし。確かに、色んな曲調を楽しめるから飽きずに聴けます。Charのルーツの1つなのかな~と思える瞬間がありますな。大きく括れば同一路線と言ってもいいでしょう(笑) “Tattoo’d Lady”と“A Million Miles Away”は代表曲らしいです。よってすでに紹介した「アイリッシュツアー」にも漏れなく収録されてます。塗装がほとんど剥げているトレードマークのストラトキャスターが実に似合ってますな。それはもうスティーヴィー・レイ・ヴォーンのイニシャル入りのアレと同じくらいに。ちなみにロリ―は47歳で、スティーヴィーは35歳で亡くなっており、共にレジェンドになりました。



#1586 / RORY GALLAGHER / 1971

★★★★

Rory Gallagher (320x320)

ロリ―といえばライブというイメージなので、別のライブ盤を紹介しようかと思ったんだけど、とりあえずソロ・デビュー作にしてみました。時代が時代だけに古臭さはあるものの、トリオとしてはとてもバランスのいい作品だと思います。前身バンドのTASTEは第2のCREAMと言われていたそうだよ。古いとか青いとか切り捨てるのは簡単ですけどね、当時の空気感を楽しめる人にはいいアルバムだと思います。オープニング曲の“Laundromat”はさすがの盛り上がりで、他の曲もバラエティに富んでおり概ねよくできてます。後に、日本のフォークシンガーがブルースを演るにあたって参考にしたんじゃなかろうかって雰囲気もある。ベーシストのジェリー・マカヴォイがいい仕事してるよね。結構弾きまくっているのはトリオ編成ならではでしょうか。ドラマーと共に主張があってロリ―を含め全員楽しそうだ。ATOMIC ROOSTERのヴィンセント・クレインが2曲参加しているのもポイント高し。プレイはさておきクレジットがあるだけでワクワクしません!? アートワークはヒプノシスらしいですが…言われてみればって感じ。



#1933 / STAGE STRUCK / 1980

★★★★

Rory Gallagher stage struck

過去2作のライブ「LIVE IN EUROPE」「IRISH TOUR ‘74」と比べると、意図してブルース色が薄めなところがハードロック耳に心地よい。何なら一番好きかも。予定調和の弩(ど)ブルースは若干苦手なのね。ロリー・ギャラガー…名前は知っているけどあまり…というハードロック好きにおすすめの1枚です。「LIVE IN EUROPE」の生々しさも捨てがたいが、ブルースのスタンダードナンバーがほとんどだし、全盛期の「IRISH TOUR」にしてもそう、ブルースブルースした曲が大半を占め(当たり前なんだけどね)しかもライブ・アレンジで長尺だったりするわけ。その点今作は、ノリのいい曲中心で、割とコンパクトな楽曲で纏められている。クリサリスに移籍して以降の曲だから、ハードロック路線がレーベルの戦略だったのかもしれない。こうなると、FRANK MARINOやPAT TRAVERSの名作ライブと同じ系列の作品なのかもと思えてくる。ベーシストはもちろんジェリー・マカヴォイ。ドラマーはなんとテッド・マッケンナ。ご存知の通り、この後グレッグ・レイクとゲイリー・ムーアのバンドを挟んで、コージー・パウエルの後釜としてMSGに参加する人。”Follow Me”は言うに及ばず、”Wayward Child”のギターソロとか、ブルースの人ってことを忘れてしまうくらいハードロック・テイスト。



#2034 / LIVE IN EUROPE / 1972

★★★★

Rory Gallagher  live in europe

1stライブアルバムはヨーロッパツアー音源。いかにも72年という生々しい演奏が聴けるのだが、オリジナル曲が2曲(そのうちの1曲は”LAUNDROMAT”だよ)しかなく、それ以外はカバー曲やトラッドソングとなっている点が微妙ではある。しかしながら、何しろ72年だからね、ブルースギタリストとしては当時のトップクラスであったことは間違いないわけで、そっち方面では歴史的な1枚と言えるのではないかと。その後のライブ盤(「IRISH TOUR '74」や「STAGE STRUCK」)と比較するためにも聴いとかないとね。がっつりブルース然とした曲はもちろんあるけれど、やっぱノリのいい曲が好きだな。変化球でマンドリンをかき鳴らす”Going to My Home Town”なんかもあるけどね、とりあえず楽しそうだからいいんじゃない。99年のリマスター盤で2曲がボートラ追加されているので、これからゲットするなら是非そちらを。



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