RICHIE SAMBORA
RICHIE SAMBORA(US/米)
#1636 / STRANGER IN THIS TOWN / 1991
★★★★
BON JOVIのギタリストの1stソロですが…自身のヴォーカルがメインの作品と言ってもいいでしょう。テクニックを主張するタイプではないので想定内ではあったけど、歌の上手さは想定外。素晴らしいシンガーじゃないすか。ブルース曲なら断然ジョンより上だってことを証明したね。もっともジョンがフロントマンじゃなかったらBON JOVIは売れなかっただろうけども。とにかくソロアルバムで思う存分、歌唱力を発揮しています。概ねブルージーなロックンロールアルバムです。BON JOVI風の曲“Rosie”なんてのもありますが、「ニュー・ジャージー」のアウトテイクが含まれてるらしいから、きっとコレでしょうな。デズモンド・チャイルドとダイアン・ウォーレン…間違いない。今作にあって明らかに浮いてるし。ベースにトニー・レヴィン、ドラムとキーボーはBON JOVIファミリーがお手伝い。そしてスペシャルゲストにスローハンド、エリック・クラプトン師匠。“Mr. Bluesman”というタイトルの曲に、サンボラの熱望により参加しております。ベタなジャケが素敵。