Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

RACER X

RACER X(US/米)

#592 / STREET LETHAL / 1986

★★★★

Racer X street lethal (320x320)

マイク・ヴァーニーが発掘した正確無比なピッキングの速弾きギタリスト、ポール・ギルバートのデビュー作です。独特のB級感が漂う音像の中、シュラプネル系の代名詞となるテクニカルなギターが聴けます。当時は速弾きギターヒーロー目当てで同レーベル作品に嬉々としてましたが、そんな中でも「高速」と呼ばれるほどの華々しいデビューでした。ほとんど貸しレコード店かタジ(同級生)か師匠の連れの”はらみ”経由で音源を入手してたんだけども、はらみは基本的に速弾きギターが大好物だったようで、師匠を通じてそのおこぼれを頂戴するパターンが確立されていたことは実に有難かった。しかし彼はなぜあれほど多くのレコードを買えたのでしょうね?金持ちの息子だったのか?いや一度家に行ったことがあるが、普通の家だった。その普通の家に場違いな大量のレコードがあったと記憶してます。メンバーを交替したり追加したり、全体的にグレードアップした2ndもおすすめです。なんと高速ツインリード!



#1279 / SECOND HEAT / 1987

★★★★

Racer X second heat (320x319)

GITの教え子ブルース・ブイエとの超高速ツインリードギターが話題になった2ndアルバムです。ドラマーもスコット・トラヴィスにチェンジしてテクニカルメタルに一層磨きがかかっております。とはいえそこはシュラプネル(笑)、例の如しの音像なのでもろ手を挙げて絶賛はできないんだなこれが。残念ながら、高速ツイン待ちって聴き方になっちゃうかな。中途半端なヴォーカル曲は捨ててインストの“Scarified”路線を貫いても良かった。ポール自身がヴォーカル入りの楽曲にこだわっているようなので、だったらもうちょい歌えるヴォーカリストの起用だよね。ここで歌ってるジェフ・マーティンは本来歌えるドラマーって感じでリードヴォーカルとしては物足りない。同年ライブ盤をリリース後、バンドは解体。ポールはMR.BIGへ、ジョン・アルデレッティはTHE MARS VOLTAへ、スコット・トラヴィスはJUDAS PRIESTへ参加します。



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